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2021.08.10

#INFO

「一戦必勝で他校の分も頑張る」山形城北 (山形県)

  • 布川友昭監督「本戦では一戦必勝で戦いたい」

  • 式澤光莉キャプテン「感謝の気持ちを忘れず、一戦一戦チャレンジ精神で頑張ります」

全国高等学校総合体育大会(インターハイ)卓球競技は8月12~17日に富山市総合体育館(富山県富山市)で開催される。
47都道府県の予選を勝ち抜いてきた全115チーム(学校対抗男子58、女子57チーム)から、山形県代表・山形城北高等学校(女子)をピックアップして、本戦に挑む布川友昭監督、式澤光莉キャプテンの意気込みを紹介する。
※本文中敬称略

 

山形城北高等学校

監督 布川 友昭(ぬのかわ ともあき)

 

41回目の代表。率直にうれしい

「今回通算41回目の代表となります。率直に『うれしい』の一言です。

しばらく優勝から遠ざかっていたので、久々に優勝できて本当にうれしいです」

 

マスク着用練習をプラス発想で

「コロナ禍で予選3週間前に休校になってしまい、練習ができませんでした。休校が明けてからも、練習にはかなり制限がかかりました。マスクを着用した状態での練習をするなど、非常に苦労しました。五月中旬で、まだ暑くはなかったのですが、熱中症対策も取りました。普段マスクを付けての練習はなかったので、選手たちは非常に苦しかったと思います。この状況なので仕方がないかなとは思いましたが、マスクをすることで負荷をかけた練習ができると、プラスに捉えるよう発想転換をしました」

 

チームが明るくなったことが勝因に

「1年生が入り、今までとチーム状況が一変しました。力のある選手が入部して、上級生も1年生に触発されてチームの雰囲気が日に日に明るく、良くなっていくのが分かりました。

ここ数年、勝てない時期が続いていましたので、とにかくチームの雰囲気を変えたいと思い選手たちにも伝えていました。かつて本校は、前任者の穂波勝三先生の時代に19連覇していたので、私も引き継いでいきたかったのですが、そう簡単なことではありませんでした。何とかここで流れを変えたいと、選手たちには話していました。今の選手たちから新しい時代を作っていきたい。その思いに選手たちが応えてくれたと思います。

その点で他校よりも上回ることができたのではないかと思います」

 

山形代表として同県他校の分も頑張る!

「コロナ禍の影響で、なかなか練習できない学校もあったと聞いていました。実力を100%出せなかった学校もあったと思います。その中での代表なので、他の学校の分も頑張れるように戦いたいと思います。本戦では一戦必勝の覚悟で臨みます」

 

キャプテン 式澤光莉(しきさわ ひまり)

「久しぶりのインターハイ出場となります。本戦の舞台で試合ができる喜びをかみしめながら、普段支えてくださっている方々への感謝の気持ちを忘れず、一戦一戦チャレンジ精神で頑張ります」

 

後列左から、村山歩夢(2) 三浦碧莉(2) 齋藤萌果(2) 齋藤愛華(2) 中條結子(3) 式澤光莉(3)

前列左から、花輪日菜(1) 齋藤美空(1) 小出唯花(1) 青木もも(1)

※(数字は学年)