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5月7日に世界選手権ドーハ大会(個人戦)に向けて日本代表公開練習、および記者会見が、味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた。
公開練習では時折り笑顔がこぼしながら、本番に向けて充実した様子を見せた。
記者会見では、記者からの「記憶に残っている世界選手権は?」という問いに対し、各々が自身の試合や先輩、憧れの選手の試合について述べた。
以下、各監督、選手コメント――。
★=「記憶に残っている世界選手権」の回答
※松島輝空選手は体調不良により記者会見は欠席
岸川聖也男子代表監督
「4月から新体制になり初めての世界選手権ですが、チーム一丸となって全種目でメダルを獲得できるように頑張ってきます」
中澤鋭女子代表監督
「今回の世界選手権は就任以来初めての世界大会なので、正直ドキドキする気持ちもありますが、充実しているメンバーなのでメダルを獲ることは確信しています。
選手が最高のパフォーマンスを発揮できるように、全力でサポートしていきます。応援よろしくお願いします」
張本智和
「自分の持っている力をすべて出し尽くし、大会を終えた後には何も残らないくらいやり切った状態で競技できるように頑張ります。応援よろしくお願いします」
★「2017年デュッセルドルフ大会の馬龍選手と樊振東選手の決勝です。フルゲームジュースでお互いが出し尽くして、結果は関係ないくらい世界最高峰の戦いを現地で堪能したのを覚えています」
篠塚大登
「シングルスとダブルスの2種目に出場します。前回の個人戦では腰を痛めて棄権をしてしまったので、初めての個人戦の世界選手権ということで、楽しんでプレーしてきたいと思います」
★「2011年のロッテルダム大会で、張継科選手が優勝して服を破った瞬間がとても印象的です。自分が卓球を始めて、初めて観た世界選手権でした」
戸上隼輔
「今大会は2種目に出場します。前回の釜山大会ではインフルエンザで出場できず、とても悔しい想いをしたので、今大会は必ず試合をすること、そして勝つことを頑張ってきます」
★「僕はここにいらっしゃる岸川“大監督”が、水谷隼さんとのダブルスで獲ったメダル(2009年横浜大会)がすごく印象的です。すごくかっこよかったです」
吉村真晴
「今回、シングルスと混合ダブルスの2種目に参加します。一つでも多く、前の悔しい想いを晴らせるように頑張ってきます。
混合ダブルスにおいては非常に自信を持っている種目なので、大藤さんと一緒に力を合わせてメダルを獲れるように頑張ります。暴れてきます!」
★「2017年デュッセルドルフ大会で石川佳純さんと一緒に獲った金メダルです。やはり、テッペンに立って君が代を聴いた瞬間は今でも忘れられないですし、僕の卓球人生においての宝物です」
松平賢二
「世界卓球では私らしく、渋さとフレッシュさと、そして、がむしゃらさを存分に発揮して一試合でも多くプレーできるように頑張ってまいります。よろしくお願いします」
★「戸上くんに言われてしまいましたが、岸川“大監督”の横浜でのメダルです。誤審もありながらも、最後に勝ち取る精神面の強さがすごく印象的です」
張本美和
「3種目すべてで金メダルを目指して、一試合ずつ頑張ってきます。よろしくお願いいたします」
★「前回のダーバン大会でのお兄ちゃん対梁靖崑選手の試合です。現地で観ていて、1点1点取るのにお互い引けを取らない白熱した素晴らしい試合だったので印象的でした」
「昨年9月のアジア選手権でこの世界選手権の出場権を逃してしまったのですが、最終的に自分の力でこの出場権を獲得することができたので、この舞台に立つことを楽しみたいと思います。そして、この経験を無駄にしないよう、後悔しないようプレーしてきたいと思います」
★「2015年蘇州大会での伊藤美誠選手と李暁霞選手の試合です。2-4で負けてしまいましたが、世界のトップの選手と緊張することなく堂々と戦っている姿をテレビで観ていて、可能性を見せてくれましたし、世界で戦うということはこういうことなんだというのを教えてもらいました。あの試合がきっかけで自分も世界を目指そうと思えたので、ありがたいなという気持ちとすごかったなという気持ちです」
「憧れていた舞台に出場できるということで、今はすごく楽しみな気持ちでいっぱいです。3種目に出場するので、全力を出し切ってすべての種目でメダルを獲得できるように頑張ります」
★「真晴さんと石川佳純さんが金メダルを獲った試合が印象に残っていて、自分が真晴さんと混合ダブルスと組ませていただくことになったときに検索をしたら一番上に出てきた動画が決勝戦だったので、すごく印象に残っています」
「今大会は初めて1種目でシングルスのみの出場となります。前回より上に行きたいという気持ちもありますし、世界選手選手権シングルスのメダルはまだ獲得したことがないので、メダルを獲ることが目標です」
★「2018年のスウェーデン大会の団体戦で全勝で終えたことが記憶に残っています。中国人選手を勝てたので、結果は準優勝でしたが、自分の中では優勝したくらい嬉しかったので記憶に残っています」
平野美宇
「練習したことをしっかりと発揮して、一試合でも多く勝てるように頑張ります」
★「シングルスでメダルを獲った試合(2017年デュッセルドルフ大会)。2017年で17歳だったのですが、その時に舞い上がってインタビューで変なことを言って、それがたまに流れてきてすごく若くて恥ずかしいので記憶に残っています」
木原美悠
「女子ダブルスのみの参加になります。前回大会よりもいい色のメダルを持って日本に戻ってきます。応援よろしくお願いします」
★「前回のダーバン大会の女子ダブルスで、長﨑美柚選手と銅メダルを獲った試合が本当に嬉しかったです」
「女子ダブルスに出場します。初めての世界選手権ですごく緊張しますが、大藤選手と一緒に助け合いながら金メダルを目指して頑張ります」
★「佐藤瞳選手と橋本帆乃香選手が銅メダルを獲った試合(2019ブダペスト大会)がとても印象に残っています。テレビで見ていて、ミキハウスに所属したときに先輩方が獲ったメダルだったので、私も獲りたいとすごく思いました」
【大会概要】
2025 ITTF 世界卓球選手権大会ファイナルズ
5月17~25日 ドーハ(カタール)
▼男子シングルス
張本智和(トヨタ自動車)
戸上隼輔(井村屋グループ)
篠塚大登(愛知工業大学)
松島輝空(木下グループ)
吉村真晴(SCOグループ)
松平賢二(協和キリン)
▼女子シングルス
張本美和(木下グループ)
早田ひな(日本生命)
大藤沙月(ミキハウス)
伊藤美誠(スターツ)
平野美宇(木下グループ)
▼男子ダブルス
戸上隼輔/篠塚大登
張本智和/松島輝空
▼女子ダブルス
大藤沙月/横井咲桜
張本美和/木原美悠
▼混合ダブルス
吉村真晴/大藤沙月
松島輝空/張本美和