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2020.09.16

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森薗政崇3度目の優勝!第84回全日本大学総合選手権大会(個人の部)を振り返る(2018年1月号から)

  • 男子シングルス優勝の森薗政崇(明治大学)

  • 女子シングルス優勝の安藤みなみ(専修大学)

  • 男子ダブルス優勝の定松祐輔(右)・宮本幸典(中央大学)

  • 女子ダブルス優勝の安藤みなみ(右)・枝松亜実(専修大学)

昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。

 

大学トップレベルの選手が全国から集う「全日本大学総合選手権大会(個人の部)」。競技は男女シングルスと男女ダブルスの計4種目。2017年10月26~29日に埼玉県・所沢市民体育館で行われた同大会をピックアップ!
この大会で、明治大学の森薗政崇が、在学4年間で3度目となるシングルス優勝を達成した。

 

第84回全日本大学総合選手権大会(個人の部)の報道ページはこちら!

 

※所属・年齢は大会当時のまま

 

森薗政崇が男子単で3度目の優勝!

 

【男子シングルス】
森薗政崇(明治大)と吉村和弘(愛工大)が対戦。吉村が威力ある両ハンド攻撃で、2ゲームを奪う。しかし、森薗は1本1本あきらめずにプレーを続け、3ゲームを奪い返す。6ゲーム目は吉村が再び質の高いプレーをみせ、最終ゲームに持ち込む。森薗は最終ゲーム、台上バックハンドドライブから攻撃につなげ、3度目の優勝を飾った。敗れた吉村であったが、威力十分の攻撃、粘り強さが光った。
森薗政崇 4(-7,-7,11,4,7,-6,12)3 吉村和弘

 

全力プレーで3度目の優勝を飾った森薗政崇

 

【女子シングルス】
安藤みなみ(専修大)と奥下茜里(日本大)が対戦。安藤が打点の早い異質ラバーでのバックハンドと叩きつけるようなフォアハンドで奥下を破った。準優勝の奥下は、表ソフトラバーのフォアハンド攻撃で得点を重ねた。
安藤みなみ 4(1,-8,13,4,-10,7)2 奥下茜里

 

打点の早いバックハンド攻撃が光った安藤みなみ

 

【男子ダブルス】
定松祐輔・宮本幸典(中央大)と森薗政崇・渡辺裕介(明治大)が対戦。定松・宮本がフットワークを活かした連続攻撃で勝利し、初優勝を飾った。敗れた森薗・渡辺は威力ある攻撃をコース良く打ち分けた。
定松祐輔・宮本幸典 3(6,4,8)0 森薗政崇・渡辺裕介

 

フットワークを活かした連続攻撃が良かった定松祐輔(左)・宮本幸典

 

【女子ダブルス】
安藤みなみ・枝松亜実(専修大)と伊藤佑里子・瀬山咲希(中央大)の対戦。安藤・枝松が打点の早い両ハンド攻撃で得点を重ね、伊藤・瀬山に勝利。安藤は単複で2冠を達成した。惜しくも敗れた伊藤・瀬山は、コンビネーション抜群のプレーで勝ち上がった。
安藤みなみ・枝松亜実 3(-8,10,-8,12,5)2 伊藤佑里子・瀬山咲希

 

前陣でコースを突く攻撃をみせた安藤みなみ(右)・枝松亜実

 

編集後記

最近ではTV出演をはじめ、活動の舞台を広げ、競技者の立場で普及にも貢献が目覚ましい森薗政崇。14日に開催されたTリーグ「2020オールスタードリームマッチ」ではムードメーカーとしても存在感を発揮した。来年の世界選手権に向けて、日本代表としての活躍にも期待がふくらむ。