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2020.07.06

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第82回全日本大学総合選手権大会(個人の部)を振り返る(2015年12月号から)

  • 男子シングルス優勝の森薗政崇(明治大学)

  • 女子シングルス優勝の鈴木李茄(専修大学)

  • 男子ダブルス優勝の田添健汰(右)・郡山北斗(専修大学)

  • 女子ダブルス優勝の鈴木李茄(左)・安藤みなみ(専修大学)

昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。

 

大学トップレベルの選手が全国から集う「全日本大学総合選手権大会(個人の部)」。競技は男女シングルスと男女ダブルスの計4種目。2015年、10月22~25日に京都市体育館で行われ、森薗政崇が2連覇した大会をピックアップ!
今年の同大会は、10月22~25日に、全日本大学総合選手権大会(団体の部)と併催される予定となっている。

 

第82回全日本大学総合選手権大会(個人の部)の結果はこちら!

 

※所属・年齢は大会当時のまま

 

森薗政崇が男子単で2連覇を達成!

 

【男子シングルス】
森薗政崇(明大)と大島裕哉(早大)が対戦。森薗が打点の早い両ハンド攻撃で1ゲーム目を奪う。2ゲーム目は森薗が肩を痛めてしまうアクシデントで大島が奪い返す。しかし、3、4ゲーム目は森薗が奪い、王手をかける。5ゲーム目は大島がフットワークを活かした強力なフォアハンドで奪うも、6ゲーム目は森薗が気迫あふれるプレーで取り、2連覇を達成した。「2ゲーム目で肩を痛めてしまい、そこから怖くなってしまいましたが、3ゲーム目以降は普通にプレーできました。調整練習が出来ていなくて大会前は不安もあったので、勝てて良かったです」と森薗。敗れた大島であったが、フットワークを活かした強力なフォアハンドが光った。
森薗政崇 4(7,-3,5,8,-6,11)2 大島裕哉

 

気迫あふれるプレーで見事2連覇を達成した森薗政崇

 

【女子シングルス】
鈴木李茄(専大)と高橋真梨子(同志社大)が対戦。高橋がバック面の変化と鋭いフォアハンドでゲームカウント3対1とリードする。後がなくなった鈴木だが、徐々に髙橋の変化に対応。緩急を使った両ハンド攻撃でリズムを掴み、フルゲームに持ち込む。最終ゲームは、鈴木がエンジン全開で攻める姿勢を崩さず、一気に突き進み優勝を決めた。「こちらが強打すると相手の変化が大きくなるので緩いボールなどを混ぜて対応しました。優勝出来て嬉しいです」と鈴木。準優勝の高橋は、バックの変化攻撃と得点力の高いフォアドライブを軸に、勝ち上がった。
鈴木李茄 4(10,-9,-7,-9,8,6,3)3 高橋真梨子

 

緩急を使った両ハンド攻撃が光った鈴木李茄

 

【男子ダブルス】
田添健汰・郡山北斗(専大)と大島裕哉・上村慶哉(早大)が対戦。田添・郡山が台上攻撃から大きなラリー戦を制し、初優勝を飾った。敗れた大島・上村はレシーブからチキータ攻撃をするなど果敢な攻めをみせた。
田添健汰・郡山北斗 3(5,8,4)0 大島裕哉・上村慶哉

 

大きなラリー戦に強さをみせた田添健汰(右)・郡山北斗

 

【女子ダブルス】
鈴木李茄・安藤みなみ(専大)と小道野結・高橋結女(早大)の対戦。鈴木・安藤は、1ゲーム目を落とすも、2ゲーム目以降は冷静なプレーで得点を重ねて優勝を決めた。鈴木は単複を制し、見事2冠を達成した。「優勝を狙っていたのですが、春季リーグ戦と比べて調子が良くなかったので不安がありました。試合を重ねていくうちに調子が出たと思います」と鈴木。「鈴木さんが安定しているので私は思い切って攻撃をして、鈴木さんについていくだけでした」と安藤。準優勝の小道野・高橋は2連覇を狙うも、あと一歩届かなかった。
鈴木李茄・安藤みなみ 3(-10,7,6,10)1 小道野結・高橋結女

 

冷静なプレーで得点を重ねた鈴木李茄(左)・安藤みなみ

 

…詳しい結果は、バックナンバー2015年12月号で!