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2020.06.25

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第86回全日本大学総合選手権大会(個人の部)を振り返る(2020年1月号から)

  • 女子シングルス優勝の森田彩音(中央大学)

  • 男子シングルス優勝の及川瑞基(専修大学)

  • 女子ダブルス優勝の三條裕紀(右)・熊中理子(青山学院大学)

  • 男子ダブルス優勝の木造勇人(左)・田中佑汰(愛知工業大学)

昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。

 

大学トップレベルの選手が全国から集う「全日本大学総合選手権大会(個人の部)」。競技は男女シングルスと男女ダブルスの計4種目。昨年、10月24~27日に京都府・島津アリーナで行われた大会をピックアップ!
今年の同大会は、10月21~25日のうちのいずれか3日間に、全日本大学総合選手権大会(団体の部)と併催される予定となっている。

 

第86回全日本大学総合選手権大会(個人の部)の結果はこちら!

 

※所属・年齢は大会当時のまま

 

三條裕紀・熊中理子が女子複で初優勝!

 

【男子シングルス】
 及川瑞基(専大)と木造勇人(愛工大)が対戦。木造が打点の早い両ハンド攻撃と台上での強打が決まり、1ゲーム目を奪う。2ゲーム目もリードを許していた及川であるが、「気持ちを切り替えた」と試合後に話した通り、リードされても1本ずつ集中しこのゲームを取ると、3ゲーム目以降はペースを握り、2連覇を達成した。敗れた木造であったが、台上バックハンドドライブからの攻撃やフォアハンドドライブを左右に打ち分けるプレーが光った。
及川瑞基 4(-3,11,9,2,7)1 木造勇人

 

粘り強いプレーで2連覇を達成した及川瑞基

 

【女子シングルス】
 森田彩音と山本笙子の中央大学同士の対戦。「普段から練習をしているので、思い切ってプレーしました」と森田。ゲームカウント1-2とリードを許す場面もあったが、最後まで自分を信じ、得意の両ハンド攻撃を展開し、優勝した。「昨年は準優勝。ずっと父と二人三脚で小学校から卓球をしてきて、全国大会で優勝したかった。目標が達成できて嬉しいです」と涙を流した。準優勝の山本は、ミスが少ない安定した両ハンド攻撃を軸に、勝ち上がった。
森田彩音 4(8,-9,-7,5,8,6)2 山本笙子

 

安定した両ハンド攻撃で涙の初優勝を遂げた森田彩音

 

【男子ダブルス】
 木造勇人・田中佑汰(愛工大)と龍崎東寅・沼村斉弥(明大)が対戦。木造・田中が打点の早い攻撃で、1ゲーム目を奪う。2ゲーム目は、龍崎・沼村が大きなラリー戦を制し、奪い返す。しかし、3・4ゲーム目はギアを一つ上げた木造・田中が奪い、嬉しい初優勝を飾った。
木造勇人・田中佑汰 3(10,-8,4,6)1 龍崎東寅・沼村斉弥

 

打点が早く、コースを突いた攻撃で得点を重ねた木造(左)・田中

 

【女子ダブルス】
 三條裕紀・熊中理子(青学大)と枝松亜実・木村香純(専大)の対戦。各ゲーム接戦となるが、サービス・レシーブで優位に立った三條・熊中がストレートで勝利。初の栄冠を手にした。
三條裕紀・熊中理子 3(15,3,11)0 枝松亜実・木村香純

 

サービス・レシーブのうまさが光った三條(右)・熊中

 

…詳しい結果は、バックナンバー2020年1月号で!