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大会最終日。男子シングルス準決勝は張本智和とカナック・ジャー(アメリカ)、王楚欽とモーレゴードの対戦となった。
張本智和 4(5,8,4,-8,8)0 カナック・ジャー
1ゲーム目、張本智和がサービス・レシーブで相手のリズムを崩して先取し、幸先のいいスタートを切ったところで電源トラブルが発生。会場内全体の明かりがつき、中断となる。
約5分間の中断を経て2ゲーム目が再開となったが、張本は流れを変えることなくジャーの攻撃をカウンターで打ち返す展開で得点を重ねてこのゲームを危なげなく取ると、続く3ゲーム目も連取。王手をかける。
しかし、4ゲーム目はジャーが変化のあるプレーで8点で取り返す。続く5ゲーム目は、一転し張本が積極的に攻撃を仕掛けバック対バックのラリーで優位に立ち、4対1で勝利。決勝に駒を進めた。
▼張本智和 試合後のインタビュー
「今大会の目標としていた最終試合まで残ることができたので、目標は一つクリアできた。
3年前に対戦した際の動画を観ましたが、当時は自分のプレーは派手さがある一方で安定感がなかったので、負けてもしょうがないプレーでした。
安定感が増している今の自分なら大丈夫だと思って戦いました。
4ゲーム目は、それまで上手く行き過ぎている内容だったので、勝ちを意識してしまって、5ゲーム目も危なかったけど、5ゲーム目のうちに修正できてよかったです。
決勝は、世界チャンピオンと銀メダリストでどちらも格上の選手ですし、前回負けているので、向かっていく気持ちで臨みたい」
張本智和
カナック・ジャー(アメリカ)
王楚欽(4,5,1,10) モーレゴード
王楚欽は、立ち上がりからサイドをえぐるようなドライブやミドル攻撃で、モーレゴードに反撃の隙を与えないプレーを見せて3ゲーム連取。後がないモーレゴードは、トリッキーなプレーでチャンスを作りゲームポイント奪取するが、わずかに及ばず4対0で王楚欽が決勝進出を決めた。
王楚欽(中国)
モーレゴード(スウェーデン)
以上の結果、決勝は張本智和と王楚欽が対戦する。
過去の対戦成績は2勝12敗と劣勢ではあるが、この横浜の地で雪辱を果たしてほしい。
画像提供:WTT
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