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2020.09.04

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塩見真希優勝!第46回全国中学校大会を振り返る(2015年11月号から)

  • 女子シングルス優勝の塩見真希(四天王寺羽曳丘)

  • 男子シングルス優勝の宇田幸矢(稲付)

昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。

 

中学トップレベルの選手が全国から集う「全国中学校大会」。競技は男女シングルスと男女団体の計4種目。2015年8月21~24日に宮城県・セキスイハイムスーパーアリーナで行われ、塩見真希が女子シングルスを制した大会をピックアップ!

 

第46回全国中学校大会の報道ページはこちら!

 

※所属・年齢は大会当時のまま

 

塩見真希が女子単を制覇!

 

【男子シングルス】
宇田幸矢(稲付)と田中佑汰(愛工大附属)が決勝で対戦。威力ある両ハンド攻撃を軸に、宇田が2ゲームを先取するも、3ゲーム目はミスの少ないプレーで田中が奪う。4ゲーム目も田中のペースで進むが、中盤からギアを入れ換えた宇田の両ハンドが決まり、嬉しい初優勝を飾った。「3ゲーム目を取られ、4ゲーム目も相手のペースで進みました。このゲームを落としたら流れが悪くなると思ったので、絶対に4ゲーム目で勝とうと思いました」と宇田。敗れた田中は、回転量の多いバックハンドと威力あるフォアハンドで得点を重ねた。
宇田幸矢 3(10,9,-11,8)1 田中佑汰

 

威力ある両ハンド攻撃とカウンター攻撃が光った宇田幸矢

 

【女子シングルス】
塩見真希(四天王寺羽曳丘)と出雲美空(曙川)が決勝で対戦。試合は、塩見がゲームカウント3対0で出雲に勝利したが、スコアは接戦で素晴らしい内容であった。「東北で大会が開催されるということだったので、大きなことは言えませんが、私がプレーすることによって、何かお役に立てればいいなと思っていました。決勝は、絶対に優勝するんだ、という強い気持ちで挑みました」と塩見。準優勝の出雲は打点の早い攻撃で勝ち上がった。
塩見真希 3(7,7,10)0 出雲美空

 

ラリー戦に強く安定したプレーをみせた塩見真希

 

【男子団体】
決勝は愛工大附属と明豊が対戦。トップで中村(愛工大附属)が岩間を破る。続く2番は田中(愛工大附属)がエースとしての役割を果たし、近藤にストレートで勝利し、王手をかける。3番のダブルスは、小林・横谷(愛工大附属)が息の合ったプレーをみせて勝利。3対0で愛工大附属が勝利し、見事3連覇を達成した。「決勝は考えていたオーダーとは違いましたが、チーム全員で勝ち取った優勝だと思います。来年、メンバーは替わりますが、優勝を取りに行く気持ちで頑張ります」と真田監督。

 

【男子決勝スコア】
愛工大附属 3-0 明豊
〇1中村光人 3(-9,13,9,2)1 岩間充晃
〇2田中佑汰 3(7,13,8)0 近藤蓮
〇3小林広夢・横谷晟 3(8,-10,9,-9,8)2 秋吉隼・後藤秀虎

 

チーム力の高さが光り見事3連覇を達成した愛工大附属

 

【女子団体】
明徳義塾と横浜隼人が決勝で対戦。1番で岡田(明徳義塾)が思い切りの良い攻撃で冨田を下し、先取点を挙げる。2番は船場(明徳義塾)が安定したドライブ攻撃とガッツあふれるプレーをみせて勝利。ダブルスは接戦となるが秋山・高田(明徳義塾)が勝利。3対0で明徳義塾が勝利し、創部14年目で初優勝を飾った。「意識をどう植え付けるか、諦めずにやってきたことが優勝できた要因だと思います」と佐藤監督。

 

【女子決勝スコア】
明徳義塾 3-0 横浜隼人
〇1岡田琴菜 3(7,11,6)0 冨田真子
〇2船場清華 3(-10,7,7,7)1 堀田優果
〇3秋山有紀・高田菜々美 3(7,-5,6,-7,8)2 小畑美菜・小畑美月

 

創部14年目で嬉しい初優勝を飾った明徳義塾