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2026.01.24

#RESULTS

【全日本】世界ランキング5位を追い詰めた木造勇人、惜敗するも存在感見せる

●男子シングルス準々決勝
張本智和(トヨタ自動車) 4、-8、-10、7、9、-8、8 木造勇人(関西卓球アカデミー)
篠塚大登(愛知工業大) 4、-6、9、9、-6、11 宇田幸矢(協和キリン)

 

男子シングルス準々決勝、木造勇人が世界ランキング5位の張本智和とゲームオールの激戦を展開。観客も固唾(かたず)をのんで見守った一戦は、最終ゲーム11ー8で張本に軍配!

 

「バックが本当にうまい選手というのはわかっている。そのバックをカウンターするか、自分がフォアから攻めていくか、試合前に張本選手と王楚欽選手(中国)の試合を見たりして、戦い方を研究した」。試合後にそう語った木造。1ゲーム目を落とすも、2ゲーム目から打球点の高い叩きつけるようなバックカウンター、そして迷いのない回り込みパワードライブで張本を攻め立てる。3ゲーム目には11ー10の4回目のゲームポイントで、回り込んでバックストレートに3球目カウンターで打ち抜き、ゲームカウント2ー1と逆転した。

 

迷いのないフォアのカウンターが炸裂した木造勇人

 

ここから張本に4・5ゲーム目を連取され、再び2ー3とゲームをリードされたが、木造はあきらめない。6ゲーム目、7ー3とリードされた大ピンチの場面から7-7に追いつき、最後は10-8でラリーからまたも強烈なバックカウンター。観客がどよめいた。

 

最終ゲームは出足で張本に許したリードを最後まで詰められず、勝利には届かなかったが、改めて「木造勇人ここにあり」を強烈にアピールする一戦だった。試合後、「自分自身成長できていると実感できる大会になったし、清々しい気持ちで終えることができました。これから国際大会にも積極的に出たいし、また世界選手権の代表になれるように頑張っていきたい」と語った。完全復活を印象づける、全日本での戦いぶりだった。

 

紙一重の勝負だった準々決勝。木造は惜しくも敗れる

張本智和は昨年に続き、準決勝で松島輝空と大戦する

 

また、篠塚大登が宇田幸矢との左腕対決を制したことで、男子シングルスのベスト4は昨年と全く同じ顔ぶれになった。準決勝の対戦カードも昨年と同じ、松島対張本、谷垣対篠塚だ。

 

篠塚大登、相手の猛攻をしのぎ切った

球威では上回っていた宇田幸矢だが、勝負どころでの1本が遠かった