【全日本】男子単は張本、女子単は早田がそれぞれ優勝！ | Nittaku(ニッタク) 日本卓球 | 卓球用品の総合メーカーNittaku(ニッタク) 日本卓球株式会社の公式ホームページ

男子シングルス決勝は、張本智和(智和企画)と戸上隼輔(明治大）が対戦した。

試合は、戸上が張本の相性の良さを見せる展開となり、ゲームカウント3-1とリードする。苦しい展開となる張本であるが、5ゲーム目を苦戦しながらモノにする。

6ゲーム目は、戸上の両ハンド攻撃が止まらなず、振り抜かれた一撃は凄まじいスピードのコートに突き刺さる。しかし張本も台から下がらずなんとか対応し、このゲームをモノにする。フルゲームとなり、一進一退の攻防となるが、戸上が一歩抜け出しマッチポイントを掴む。勝負あったかと思われたが張本が諦めずに思い切ってプレー。戸上の強打に無理せず返球、コースを突いた攻撃をみせる。

最後は戸上のドライブがオーバーミスしてしまい、張本が6年ぶりの優勝を達成した。

【男子シングルス】6回戦

戸上隼輔(明治大）　4-1　松平健太(ファースト）

田中佑汰(個人）　4-2　横谷晟(愛工大）

吉村真晴(TEAM MAHARU）　4-1　吉山僚一(日本大）

大島祐哉(木下グループ）　4-0　小野寺翔平(リコー）

篠塚大登(愛工大）　4-3　松島輝空(木下アカデミー）

高木和卓(ファースト）　4-2　加山雅基(愛工大名電高）

宇田幸矢(明治大）　4-3　村松雄斗(鹿児島県スポーツ協会）

張本智和(智和企画）　4-1　丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)

準々決勝

戸上隼輔　4(6,6,2,10)0　田中佑汰

吉村真晴　4(-13,6,7,7,-8,9)2　大島祐哉

篠塚大登　4(13,8,6,-9,5)1 高木和卓

張本智和　4(4,6,-6,-9,8,10)2　宇田幸矢

準決勝

戸上隼輔　4(-8,6,-9,4,9,-9,9)3　吉村真晴

張本智和　4(8,5,6,-7,12)1　篠塚大登

決　勝

張本智和　4(-8,10,-9,-8,9,12,14)3　戸上隼輔

▲優勝　張本智和

▲準優勝　戸上隼輔

女子シングルス決勝は、早田ひな（日本生命）、張本美和(木下アカデミー）が対戦した。

今大会、前陣での両ハンド攻撃が冴える張本に対し、早田がどのように対応するのか注目の決勝であった。

1ゲーム目。張本が自身の特徴である打点の早い両ハンド攻撃で攻める。序盤こそ早田はリードを許すが、柔軟に対応していき、最後はサービスエースで1ゲーム目を取る。2ゲーム目以降も張本が攻めるが、早田はブロック、強打をされないようなコースにボールを送り、少しでも甘くなったボールに対してはしっかりと強打を放つ。結果、早田がストレートで勝利をあげ、2連覇を達成した。

今大会、早田が落としたゲームは「1」。早田の強さが際立った全日本選手権であった。

【女子シングルス】6回戦

早田ひな(日本生命）　4-1　芝田沙季(ミキハウス)

長﨑美柚(木下グループ）　4-2　南波侑里香(トップおとめピンポンズ名古屋）

赤江夏星(デンソー）　4-1　佐藤瞳(ミキハウス）

平野美宇(木下グループ）　4-0　大藤沙月(ミキハウス)

横井咲桜(ミキハウス) 　4-2　枝廣瞳(中国電力ライシス)

木村香純(トップおとめピンポンズ名古屋)　4-3　伊藤美誠(スターツ)

張本美和(木下アカデミー)　4-2　橋本帆乃香(ミキハウス)

木原美悠(木下グループ)　4-1　成本綾海(中国電力ライシス)

準々決勝

早田ひな　4(8,7,8,6)0　長﨑美柚