中国が女子単で表彰台を独占！WTTチャンピオンズ

WTTチャンピオンズは、4月9～15日まで中国・新郷で開催された。

日本からは男子3名、女子4名が参加し、女子シングルスで伊藤美誠と早田ひながベスト8に入った。

【男子シングルス】

男子シングルス決勝は、樊振東と梁靖崑の中国対決となった。

1ゲーム目、スタートから一進一退の展開となる。樊振東がゲームポイントを握ると、梁靖崑が樊振東のフォアに鋭いロングサービスを出して得点。デュースに突入したが、台上から仕掛けた樊振東が取ると、続く2、3ゲーム目も重要な場面を押さえた樊振東が連取し王手をかける。

後がない梁靖崑は、台上から先手を取りラリー戦で得点を重ね4ゲーム目を取るが、最後は樊振東が振り切り4対1で勝利。優勝を決めた。

3位には林昀儒(チャイニーズタイペイ)と林鐘勲(韓国)が入った。

男子シングルス決勝

樊振東 4(13,10,5,-7,8)1 梁靖崑

男子シングルス優勝　樊振東(中国)

男子シングルス準優勝　梁靖崑(中国)

男子シングルス3位　林昀儒(チャイニーズタイペイ)

男子シングルス3位　林鐘勲(韓国)

【女子シングルス】

女子シングルス決勝は、孫頴莎(中国)と王芸迪(中国)の対戦となった。

1ゲーム目、出足から王芸迪が6連続得点で一気に点差を離す。しかし、孫頴莎がミスの少ない堅実なプレーで得点を重ねて逆転。11-8で先取した。

2ゲーム目は、王芸迪は積極的に攻撃を仕掛け高速ラリーに持ち込むが、孫頴莎の鋭角に突き刺すような伸びのあるドライブが決まり2ゲーム目も取る。

3ゲーム目は、互いに譲らぬ一進一退の展開となりデュースにもつれ込むが、王芸迪の回り込み攻撃がストレートに決まり2対1に。

続く4ゲーム目、孫頴莎(中国)の打点の早いカウンターとドライブ攻撃でゲームを優位に進め11-7で取ると、5ゲーム目も勢いそのままに11-5で取り、4対1で優勝を飾った。

3位には、陳幸同と陳夢が入り中国が表彰台を独占した。

女子シングルス決勝

孫頴莎 4(8,8,-10,7,5)1 王芸迪

女子シングルス優勝　孫頴莎(中国)

女子シングルス準優勝　王芸迪(中国)

女子シングルス3位　陳幸同(中国)

女子シングルス3位　陳夢(中国)

各種目の入賞者

【男子シングルス】

優勝　樊振東(中国)

準優勝　梁靖崑(中国)

3位　林昀儒(チャイニーズタイペイ)、林鐘勲(韓国)

【女子シングルス】

優勝　孫頴莎(中国)

準優勝　王芸迪(中国)

3位　陳幸同、陳夢(中国)

※写真提供WTT