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2021.11.02

#RESULTS

全日本カデット男女シングルス各カテゴリーでチャンピオンが決まる

  • 女子13歳以下シングルス 優勝 張本美和(木下アカデミー)

  • 男子13歳以下シングルス 優勝 川上流星(新発田ジュニア)

  • 女子14歳以下シングルス 優勝 青木咲智(ミキハウスJSC)

  • 男子14歳以下シングルス 優勝 吉山和希(愛工大名電中)

令和3年度JOCジュニアオリンピックカップ全日本選手権大会(カデットの部)は、10月29~31日、愛知県・スカイホール豊田で開催され、男女各13歳以下・14歳以下のシングルス、男女ダブルスの6種目が行われた。

 

13歳以下男子シングルス

決勝は、川上流星(新発田ジュニア)と大槻翼(綾部紫遊クラブ)が対戦し、終始落ち着いたプレーを見せた川上がホープスに続いて、初優勝を果たした。

川上は「一つ上の学年が混ざった中で優勝出来たのはとても嬉しいです。決勝ではボールを上手く左右に振れたので、勝てたと思います。サービスからの組立も良かったです」と語った。

 

準々決勝

大槻翼(綾部紫遊クラブ) 3(9,9,6)0  渡辺民人(星槎中)

持田陽向(愛工大名電中) 3(-8,5,12,-7,9)2  横田卓磨(明豊中)

川上流星(新発田ジュニア)  3(-10,9,6,8)1  岩井田駿斗(HZF)

森駿登(石田卓球N+)  3(-9,7,8,10)1  佐々木雄大(愛工大名電中)

 

準決勝

大槻翼  3(-12,8,7,-5,8)2  持田陽向

川上流星 3(0,6,5)0  森駿登

 

決勝

川上流星 3(8,7,6)0  大槻翼

 

優勝 川上流星(新発田ジュニア)

抜群の安定感で危なげない試合運びを見せた

 

準優勝 大槻翼(綾部紫遊クラブ)

しゃがみ込みサービスなどを駆使し、高いラリー能力をみせた

 

3位 持田陽向(愛工大名電中)

中陣からの威力のある両ハンドを連発し。準決勝では大槻とフルゲームの激戦になるも惜敗

 

3位 森駿登(石田卓球N+)

粘り強さとガッツあふれるプレーでノーシードから勝ち上がった

 

 

14歳以下男子シングルス

決勝では、吉山和希(愛工大名電中)が高い台上技術で先手を取り、サービス力のある谷本を完封し、嬉しい全国初タイトルとなった。

吉山は「最初は実感がありませんでしたが、今は嬉しいと思っています。今回、ダブルスで負けてしまったので、シングルスは気持ち切り替えて、しっかり勝ちにつながるプレーが出来たと思います。

今回よかったのは、細かいところですが、前後の動きがよく、台上からの動きをしっかり練習してきたので、上手くできたのではないかと思います」と振り返った。

 

準々決勝

吉山和希(愛工大名電中) 3(6,3,2)0  森眞奈斗(石田卓球クラブ)

木村友哉(野田学園中)  3(-9,7,6,7)1  杉浦涼雅((愛工大名電中)

面田知己(石田卓球クラブ)  3(10,-9,-5,8,2)2  矢吹淳(YHGアスリートクラブ)

谷本拓海(神戸市立兵庫中)  3(9,8,5)0  山岸駿(直江津東中)

 

準決勝

吉山和希  3(2,3,7)0  木村友哉

谷本拓海  3(-5,7,7,7)1 面田知己

 

決勝

吉山和希  3(5,3,6)0  谷本拓海

 

優勝 吉山和希(愛工大名電中)

危なげない戦いぶりで勝利。念願の初タイトルを手にした

 

準優勝 谷本拓海(神戸市立兵庫中)

高いサービス力とリーチのある柔らかい両ハンドで得点を重ねた

 

3位 木村友哉(野田学園中)

ダイナミックな両ハンド攻撃を見せたが、優勝した吉山には勝機を見出せず

 

3位 面田知己(石田卓球クラブ)

谷本との同門(卓栄kid’s)対決に敗れたが、パワフルな両ハンドを見せベスト4入り

 

13歳以下女子シングルス

決勝は張本美和(木下アカデミー)と高森愛央(ミキハウスJSC)の対戦は、ハイレベルな打撃戦となり、最後まで強気のプレーを貫いた張本美和が優勝。全中に続いてのタイトル獲得となった。

「素直にすごく嬉しいです。日々の練習で毎日一個の課題というか、目標を持ってその達成を目指していたので、自信をもってプレー出来ました。決勝の2ゲーム目で挽回されたときは焦りましたが、まだ同点なので0対0の気持ちでやれたことが良かったです」と張本。

 

準々決勝

張本美和(木下アカデミー)  3(2,7,10) 0  田中咲妃(グリーンネットSHIGA)

植田杏(ミキハウスJSC)  3(2,9,9)0  牧野美玲(MIHOTAKU)

高森愛央(ミキハウスJSC)  3(3,3,-9,8)1  高橋青葉(TIT)

竹谷美涼(貝塚第二中)  3(4,7,5)0  井上真夕(ALLSTAR)

 

準決勝

張本美和  3(7,5,1)0  植田杏

高森愛央  3(9,5,10)0  竹谷美涼

 

決勝

張本美和  3(8,-11,4,-12,7)2  高森愛央

 

優勝 張本美和(木下アカデミー)

これまで2度決勝に敗れていた張本。得点率の高いバックハンドで念願の初優勝

 

準優勝 高森愛央(ミキハウスJSC)

最後まで張本に食らいつくも惜敗。しかし、ダブルスで優勝した竹谷をストレートで破り、全中団体戦のリベンジを果たした

 

3位 植田杏(ミキハウスJSC)

ミスの少ないプレーでベスト4入り。優勝した張本の両ハンドには力負けしてしまった

 

3位 竹谷美涼(貝塚第二中)

ダブルス優勝の勢いそのままに準決勝進出。高森戦では少し守りに入ってしまったか、及ばず

 

 

14歳以下女子シングルス

決勝は、青木咲智(ミキハウスJSC)と吉本はな(貝塚第二中)が対戦。青木は2対0とリードしながら追いつかれたが、最後は一気にリードを広げ勝利。見事、個人での全国初タイトルを獲得した。

青木は「優勝を目指していたので、すごく嬉しいです。8決定と決勝が大変でした。

8決定では、2ゲーム目を取られたときは焦りましたが、頑張って挽回出来たのが良かったです。

決勝でも追いつかれましたが、気持ちを切り替えて立て直せました。いろいろな方が応援してくれているので、優勝出来て嬉しく思います」と喜びを語った。

 

 

【14歳以下女子シングルス】

準々決勝

小塩悠菜(星槎中) 3(7,-8,9,9)1  山室早矢(城山ひのくにジュニア)

青木咲智(ミキハウスJSC)  3(4,11,10)0  面手凛(山陽学園中)

松元菜音(留萌モンスターJr)  3(11,3,8)0  久冨瑠夏(ヒゴ鏡卓球クラブ)

吉本はな(貝塚第二中)  3(10,5,7)0  島村果怜(横浜隼人中)

 

準決勝

青木咲智  3(8,5,-8,10)1 小塩悠菜

吉本はな  3(10,-9,8,-8,11)2  松元菜音

 

決勝

青木咲智  3(9,8,-6,-8,4)2  吉本はな

 

優勝 青木咲智(ミキハウスJSC)

世界ユース選考会で代表を勝ち獲った勢いそのままに優勝を決めた

 

準優勝 吉本はな(貝塚第二中)

準決勝では先にマッチポイントを握られる苦しい展開となったが、最後まで攻め続け逆転勝利。決勝も0対2から追いつくなど健闘

 

3位 小塩悠菜(星槎中)

特徴的なプレースタイルで準決勝進出。青木の安定感に一歩及ばなかったが、存在感を示した

 

3位 松元菜音(留萌モンスターJr)

男子選手顔負けのパワフルな両ハンドでベスト4入り。吉本戦ではマッチポイントを握るも悔しい結果となった