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2020.05.21

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全農杯2019年全日本選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)を振り返る(2019年9月号から)

  • 各種目の優勝者(後列左から松島・岩井田・大野、前列左から張本・佐藤・石田)

  • 高い攻撃力で男子バンビの部で優勝した大野颯真(ABBEY)

  • 安定したプレースタイルで女子バンビの部で優勝した石田心美(石田卓球クラブ)

昭和22年創刊、この5月に800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。


5月21日は小学校開校の日!1869年5月21日に京都市に日本で最初の近代小学校が開校した。小学生の全国大会といえば全日本選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)。未来の日本代表候補が集う昨年の大会をピックアップ!

 

全農杯2019年全日本選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)の結果はこちら!

 

男子ホープスの部は松島輝空(まつしまそら・木下グループ)が圧巻の6連覇

▶男子 
【ホープス】

松島輝空と吉山和希(TC中原)が対戦。コースを突く丁寧な攻撃を見せる松島に対し、強打で攻める吉山。見ごたえのあるラリー戦が随所に見えるが、松島が要所で鋭い攻撃をみせて得点をあげ、優勝。大会6連覇を達成した。

松島輝空 3(8,3,8) 0 吉山和希

 

的確にコースを突き、6連覇を達成した松島

【カブ】
岩井田駿斗(誠卓球CL.)と川上流星(新発田ジュニア)が対戦。川上の両ハンド攻撃が冴えて、1ゲーム目を先取するが、2ゲーム目以降は岩井田が要所で得点をあげる。4ゲーム目、川上が有利な流れであったが、岩井田が最後まで攻撃する姿勢を崩さず逆転勝利をあげた。
岩井田駿斗 3(-13,8,9,10)1 川上流星

 

スイングが鋭く、インパクトが強い打球が光った岩井田

【バンビ】
大野颯真(ABBEY)と小林右京(ピンテック)が対戦。バンビの部とは思えない高い技術力を見せる2人。ラリーの応酬となるが、気持ちの入ったプレーで最後まで攻めた大野に軍配が上がり、初優勝を決めた。
大野颯真 3(9,12,8)0 小林右京

 

気持ちを全面に出し、高い攻撃力を示した大野

▶女子
【ホープス】
張本美和(木下グループ)と青木咲智(石田卓球クラブ)が対戦。両者は、東アジアホープス大会決勝でも対戦している。張本が回転のかかった両ハンド攻撃で、青木のミスを誘う。青木も打点を変えて攻撃をするも、張本が対応し、小学5年生での優勝を決めた。
張本美和 3(4,2,4)0 青木咲智

 

回転量の多い両ハンド攻撃がよかった張本

【カブ】
佐藤希未(マイダス)と吉田璃乃(KYOWA KIRIN TTS)が決勝で対戦。ミスが少なく、しっかりとチャンスを得点に繋げる佐藤が、3ゲーム目を落とすが優勝を決めた。敗れた吉田だが、ラリー戦に強く、左右に振られてもミスが少なかった。
佐藤希未 3(7,7,-10.6)1 吉田璃乃

 

ミスの少ない両ハンド攻撃が光った佐藤

【バンビ】
石田心美(石田卓球クラブ)と佐久間結生(卓桜会栃木卓球センター)が決勝で対戦。石田が幸先よく2ゲームを先取し、3ゲーム目も幾度となくマッチポイントを握るが、佐久間は、ロビング、カットなど、粘り強くラリー戦に持ち込みミスを誘い、ゲームを奪う。しかし、4ゲーム目は石田がしっかりとチャンスボールを得点につなげて、初優勝を決めた。
石田心美 3(10,8,-16,7)1 佐久間結生

 

安定したプレースタイルで優勝した石田

 

…詳しい結果は、バックナンバー2019年9月号で!