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2020.06.04

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2019年全日本選手権大会(カデットの部)を振り返る(2020年1月号から)

  • シングルス各種目の優勝者(左から坂井・中村・大久保・篠原)

  • 女子ダブルス優勝の首藤(左)・小塩(石田卓球クラブ)

  • 男子ダブルス優勝の中村(右)・菅沼(愛工大名電中)

昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。

 

将来の活躍が期待される選手が全国から集う「JOCジュニアオリンピックカップ全日本選手権大会(カデットの部)」。競技は男女シングルス(13歳以下・14歳以下)と男女ダブルスの計6種目。昨年、11月8~10日に山口県・維新大晃アリーナで行われた大会をピックアップ!
※今年は、11月13~15日、富山県で開催予定。新たなスターが誕生するか、今から待ち遠しい。

 

JOCジュニアオリンピックカップ2019年全日本選手権大会(カデットの部)の結果はこちら!

 

中村煌和(なかむらこうわ/愛工大名電中)が男子単・複で2冠!

 

▶男子
【14歳以下シングルス】
 中村煌和と芝拓人(野田学園中)が対戦。テンポの速い連続攻撃をみせる中村に対し、恵まれた体格から威力あるボールを放つ芝。激しいラリー戦の応酬になるが、中村が要所で打点の高い攻撃で得点を重ねて優勝。
中村煌和 3(-7,6,6,9) 1 芝拓人

 

打点が早い連続攻撃をみせた中村

 

【13歳以下シングルス】
 坂井雄飛(愛工大名電中)と薜大斗(まさきだいと/河北台中)が対戦。薜が変化の分かりづらいサービスからの果敢な攻めで、1ゲーム目を先取するが、2ゲーム目以降は坂井が要所で得点をあげる。坂井のプレー領域が広く、丁寧な攻撃が冴え、逆転勝利をあげた。
坂井雄飛 3(-10,4,8,4)1 薜大斗

 

オールラウンダーの坂井

 

【男子ダブルス】
 中村煌和・菅沼翔太(愛工大名電中)と芝拓人・岩井田雄斗(野田学園中)が対戦。中村・菅沼がコースを突く攻撃でチャンスを作り、確実に得点を重ね、優勝を決めた。中村は単・複で2冠、愛工大名電中は3冠を達成した。敗れた芝・岩井田は地元の大声援を受けるも、念願の栄冠まであと一歩届かなかった。
中村煌和・菅沼翔太 3(4,9,-9,10)1 芝拓人・岩井田雄斗

 

コース取りが良く、ラリー戦にも強さをみせた中村(左)・菅沼

 

▶女子
【14歳以下シングルス】
 大久保ひかり(札幌大谷中)と由本楓羽(ゆもとふうわ/貝塚第二)が対戦。大久保が粘り強いカットで、由本のミスを誘う。由本が力強い両ハンド攻撃をするも、大久保が我慢のプレーで優勝を決めた。
大久保ひかり 3(11,11,-8,8)1 由本楓羽

 

相手の強打を拾いまくり、ミスを誘った大久保

 

【13歳以下シングルス】
 篠原夢空(しのはらゆら/貝塚第二)と張本美和(木下グループ)が対戦。張本が圧巻のプレーで2ゲームを先取するも、3ゲーム目以降、果敢にラリーを仕掛けた篠原が逆転優勝を達成。
篠原夢空 3(-5,-9,9,12,8)2 張本美和

 

思い切りのよい両ハンド攻撃が光った篠原

 

【女子ダブルス】
 首藤成美・小塩悠菜(しゅどうなるみ・おじおゆうな/石田卓球クラブ)と篠原夢空・上澤杏音(うえさわあんね/貝塚第二)が決勝で対戦。首藤・小塩がサービスからの連続攻撃で初戦から1ゲームも落とすことなく完全優勝を果たした。敗れた篠原・上澤だったが、ミスが少なく安定感のあるプレーをみせた。
首藤成美・小塩悠菜 3(6,3,8)0 篠原夢空・上澤杏音

 

初戦から1ゲームも落とすことなく完全優勝を達成した首藤(左)・小塩

 

…詳しい結果は、バックナンバー2020年1月号で!