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2020.09.11

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大藤2冠!平成29年度全日本選手権大会(カデットの部)を振り返る(2018年1月号から)

  • 13歳以下女子シングルス優勝の大藤沙月(ミキハウスJSC)

  • 13歳以下男子シングルス優勝の吉山僚一(TC中原)

  • 14歳以下女子シングルス優勝の菅澤柚花里(ミキハウスJSC)

  • 14歳以下男子シングルス優勝の篠塚大登(愛工大附属中)

  • 女子ダブルス優勝の菅澤柚花里(左)・大藤沙月(ミキハウスJSC)

  • 男子ダブルス優勝の濱田一輝(右)・篠塚大登(愛工大附属中)

昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。

 

将来の活躍が期待される選手が全国から集う「JOCジュニアオリンピックカップ全日本選手権大会(カデットの部)」。競技は男女シングルス(13歳以下・14歳以下)と男女ダブルスの計6種目。2017年11月10~12日に熊本県立総合体育館で行われ、大藤沙月が2冠を達成した大会をピックアップ!13歳以下女子シングルス決勝は2020年1月に行われた全日本選手権大会ジュニアの部と同カードの次世代対決!

 

JOCジュニアオリンピックカップ平成29年度全日本選手権大会(カデットの部)の報道ページはこちら!

 

※所属・年齢は大会当時のまま

 

大藤沙月が2冠を達成

 

▶男子
【14歳以下シングルス】
篠塚大登(愛工大附属中)と原田春輝(石田卓球クラブ)が対戦。白熱した展開となったが、篠塚が最後まで攻め切り、シングルスでは初の全国タイトルを獲得した。敗れた原田であったが、回転のかかった重いカットと攻撃のバランスが良かった。
篠塚大登 3(-10,8,-8,9,8)2 原田春輝

 

ボールタッチが抜群に良く、カウンタープレーで得点を重ねた篠塚大登

 

【13歳以下シングルス】
吉山僚一(TC中原)と前出陸杜(松生TTC)が対戦。吉山が豪快なスイングとミスの少ないプレーで、前出をくだし、優勝。敗れた前出はアグレッシブな攻撃が光った。
吉山僚一 3(-7,8,9,8)1 前出陸杜

 

ミスの少ないスタイルで初優勝を飾った吉山僚一

 

【男子ダブルス】
濱田一輝・篠塚大登と谷垣佑真・鈴木颯の愛工大附属中同士が対戦。濱田・篠塚が短いボールもしっかり強打し、コンビネーション抜群のプレーで優勝。篠塚は単複で2冠を達成した。敗れた谷垣・鈴木だったが、相手にコースを絞らせない両ハンド攻撃を仕掛けた。
濱田一輝・篠塚大登 3(8,4,-13,5)1 谷垣佑真・鈴木颯

 

コンビネーション抜群のプレーで優勝した濱田一輝(右)・篠塚大登

 

▶女子
【14歳以下シングルス】
菅澤柚花里と中森帆南のミキハウスJSC同士が対戦。菅澤が回転量の多い両ハンドドライブでミスを上手く誘い、中森を破った。敗れた中森は打点の早い攻撃で得点を重ねた。
菅澤柚花里 3(10,6,-10,2)1 中森帆南

 

回転量の多い両ハンド攻撃が光った菅澤柚花里

 

【13歳以下シングルス】
大藤沙月(ミキハウスJSC)と小塩遥菜(石田卓球クラブ)が対戦。大藤が威力十分の両ハンドドライブ攻撃で優勝を飾った。惜しくも敗れた小塩は切れ味抜群のカットが光っていた。
大藤沙月 3(-9,6,6,6)1 小塩遥菜

 

威力ある両ハンド攻撃がよかった大藤沙月

 

【女子ダブルス】
菅澤柚花里・大藤沙月と中森帆南・萩井菜津子のミキハウスJSC同士が決勝で対戦。菅澤・大藤が回転量の多いドライブをコーナに打ち分けて、中森・萩井に勝利。菅澤・大藤は単複で2冠を達成。敗れた中森・萩井は打点の早い攻撃をみせた。
菅澤柚花里・大藤沙月 3(10,6,8)0 中森帆南・萩井菜津子

 

回転のかかったドライブをコーナーに打ち分けた菅澤柚花里(左)・大藤沙月