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2020.06.29

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木造選手&髙見選手に聞いた!バイオリン&アコースティック インプレッション~後編(2019年2月号から)

  • 「引っかけて打つ」タイプの木造選手

  • 「当てて弾いて打つ」タイプの髙見選手

昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。


 

トップ選手も愛用し、Nittaku製品の中でも人気の高いラケット、アコースティックシリーズとバイオリンシリーズを愛知工業大学のツートップ木造勇人選手・髙見真己選手が打ち比べ!
前編に続き、後編ではインナーのインプレッションと木造・髙見選手のラケットのこだわりを紹介!
ラケット選びに迷っている人、必見です!
※情報は2018年12月当時

 

 

木造選手&髙見選手に聞いた!

バイオリン&アコースティック インプレッション

 

バイオリンカーボンインナーが2018年9月に発売され、バイオリンとアコースティックのシリーズにそれぞれ「5枚合板」、「アウターカーボン」、「インナーカーボン」の3種類のラケットがそろった。

自分に適したラケットを見つけるのはなかなか難しい。

「木材」がいいのか…。はたまた弾みのいい「カーボン(アウター)」がいいのか。それでは飛びすぎるから「カーボンインナー」がいいのか…。そもそもどんな違いが…?

今回は、愛工大の大物ルーキーでニッタク契約の木造・髙見選手に6種類のラケットを打ち比べてもらった。

台上処理も攻撃も「引っかけて打つ」木造選手と、「当てて弾いて打つ」髙見選手の感想は両極端。両選手のタイプを参考にラケットを選んでみよう!

※使用ラバー:ファスタークG-1特厚、キョウヒョウプロ3ターボオレンジ特厚

 

インナー 5枚合板+FEカーボン

 

バイオリンカーボンインナー

 

アコースティックカーボンインナー

 

 

共通の感想

・球持ちがいいため、回転をかけやすい

・ボールが弧線を描きやすい                        

・コントロールがしやすい

 

木造選手タイプ

・球持ちがいいため、コントロールがしやすい

・下回転が切れていてもしっかりと引っかかる

・チキータをはじめとする台上処理、カウンターはダントツでやりやすい

 

髙見選手タイプ

・台上処理は、球持ちがよすぎで引っかかってしまうためやりづらい

・バックであればカウンターなど安定してやりやすい

 

こんな人にオススメ

・ドライブを多用する人

・台上処理に不安がある人、もしくは得意でそこから優位な展開にしたい人

・パワーがなく、安定性を求める人

 


 

木造選手&髙見選手のお気に入りは?

 

木造選手

「バイオリンの方が、打球感が心地よくて好きかな~。タイプは断然インナー!コントロールがしやすい!」

 

髙見選手

「僕もバイオリンが好き。アウターが合うけど、ワガママを言っていいなら、フォアがアウター、バックはインナーがいいかな!」

 

 


 

ラケット選びのこだわり

木造選手

一番は回転がしっかりかかるかどうか。いくら打ちやすくてもボールが浅く入ってしまうと意味がないので、しっかり引っかかって深く入るかどうかにこだわります。

次に強い回転に対応できるかどうか。ブロックが安定することも重要です。

そしてグリップ。弾みや飛びはその次ですね。

 

髙見選手

グリップがフィットするかどうかが最優先です。その次に引っかかるかどうか。

グリップが合わないと全ての技術がやりづらくなりますが、合えばなんでもできると思います。

ですから、選ぶときはたくさんのラケットを実際に握ってフィーリングを確かめます。