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第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025 卓球競技が、11月17~24日の8日間、東京体育館で行われた。
日本は男子団体銅メダル、女子団体銀メダルと男女ともにメダルを獲得し、女子ダブルスでは山田瑞恵/山田萌心ペアが銅メダルを獲得した。
男子団体
予選リーグを1位で通過した日本は、準々決勝でポーランドと対戦。
川口功人がトップで出場し3対1で勝利すると、勢いそのままに2番の亀澤史憲も勝利。続く3番の伊藤優希は安定したプレーでラリーを制してストレートで勝利し、東京でメダル獲得を決めた。
準決勝のチャイニーズタイペイ戦は、1番伊藤、2番川口ともにフルゲームに持ち込む大接戦となったが惜しくも及ばず0対2に。3番は亀澤が登場し、互いに譲らない激しいラリー戦となったが、1対3で KUO Yueh-Tungに敗れ、日本男子は2大会連続の銅メダルとなった。
チャイニーズタイペイ 3-0 日本
○1 YANG Jung-Tsung 3-(2,-10,4,-9,3)2 伊藤優希
○2 WANG Yi-Hsiang 3(7,-6,7,-8,9)2 川口功人
○3 KUO Yueh-Tung 3(2,-3,4,8)1 亀澤史憲

川口功人選手

伊藤優希選手

亀澤史憲選手
女子団体
決勝リーグは中国、ポーランドと対戦。
ポーランド戦は、トップでエースの山田萌心が出場しストレートで勝利。続く2番は亀澤理穂がエースのDYSZKIEWICZと対戦。フルゲームの接戦となるが、ラリーを制して勝利。3番に登場した木村も攻撃の手を緩めず圧倒。3対0で勝利した。
日本 3-0 ポーランド
○1 山田萌心 3(5,4,3)0 LESZCZYNSKA
○2 亀澤理穂 3(-4,8, 10,-8,5)2 DYSZKIEWICZ
○3 木村亜美 3(4,1,4)0 SMIZEWSKA

木村亜美選手
続く中国戦では、トップでエースの山田萌心が女子シングルス優勝のSUN Boyaoと対戦。山田はサウスポーのSUNが繰り出すバックの異質ボールに苦戦し2ゲーム先取を許したが、徐々に対応し最終ゲームに持ち込む。最終ゲームも一進一退の展開となったが、最後はSUN が逃げ切り先制点をあげた。
2番に登場した亀澤はWANG Zheと対戦。各ゲームで好ラリーを展開し接戦となるが、わずかに及ばず敗戦。
後がない状況で3番に登場した山田瑞恵は、女子シングルス準優勝のSHI Ceと対戦。玉田はSHI Ceの果敢な攻めに対し後手に回ってしまう場面が多く、惜しくも敗れた。
決勝リーグの結果、日本は1勝1敗で2大会連続の銀メダル獲得となった。
中国 3-0 日本
1○SUN Boyao 3(6,5,-7,-9,8)1 山田萌心
2○WANG Zhe 3(9,8,8)0 亀澤理穂
3○SHI Ce 3(2,8,4)0 山田瑞恵

亀澤理穂選手

山田萌心選手

山田瑞恵選手
デフリンピックならではの演出も…
会場中央には天吊りの大型ビジョンが設置され、耳のきこえない、きこえにくい人にもわかりやすいよう、試合状況などのインフォメーションをテキストで表示。
さらに、打球音や会場の雰囲気を可視化するシステム「ミルオト」を採用し、リアルタイムで行われている試合の盛り上がりをテキストやイラストで表現。

選手は補聴器の装着が禁止されているため、視覚的に応援が伝わるグッズを用いる方も多く見受けられた。

ニッタクは第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025のトータルサポートメンバーとして、抗ウイルス・抗菌仕様のボールや卓球台・フェンスなどの備品で大会をサポート。


