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2024.02.19

#RESULTS

【世界卓球】日本男子が第1ステージで4戦全勝。グループ1位で決勝トーナメント進出!

  • 3番に出場、今大会の初陣を勝利で飾った田中佑汰

  • 2番で苦しみながらも要所を締め、ストレート勝ちの篠塚大登

  • 篠塚と見ごたえあるラリーを展開したラザフィナリボ

●男子第1ステージ
 〈日本 3ー0 マダガスカル〉
◯張本智和 5、4、3 ラコトアリマナナ
◯篠塚大登 13、9、3 ラザフィナリボ
◯田中佑汰 1、7、5 ナティベル

 

日本男子、グループ5の最終戦となったマダガスカル戦にストレート勝ち!
これで4戦全勝。見事な1位通過で、21日に行われる決勝トーナメントへと駒を進めた!

 

マダガスカル戦に出場した張本智和、篠塚大登、田中佑汰

 

格下とはいえ、各選手とも侮れない実力を備えていたマダガスカル。トップに出場したラコトアリマナナはチェコ戦でポランスキーを破って1勝を挙げた選手。張本は回転量の多いチキータとフォアサービスの威力で完勝したが、相手も一発のフォアカウンターには威力があった。

 

2番で篠塚を苦しめたラザフィナリボも、2023年ITTFアフリカカップ3位の実力者だけあり、プレー領域を選ばないバックハンドの攻守はハイレベル。篠塚は1ゲーム目、3回のゲームポイントを奪われたが、タイミングをずらすループドライブの緩急などでラザフィナリボのミスを誘い、ストレート勝ち。

 

3番では田中佑汰が今大会の初陣。対戦したナティベルのロングサービスにも動じず、バックハンドで確実にレシーブ。サービスからの3球目攻撃は両ハンドで厳しいコースに打ち抜き、「もう少しコートに立ちたかったのでは?」と思えるほどスピーディーに勝負を決めた。

 

観客の声援に応える田㔟邦史監督(中央)と日本男子チーム

 

★田㔟邦史監督・試合後のコメント
「厳しいリーグではあったけど、選手たち全員の仕上がりが非常に良いです。1位通過できてまずはホッとしています。田中は初出場ですけど、しっかり準備してくれた。やっぱり高校(愛工大名電高)の時から団体行動をして、団体戦を経験しているので、何も言わなくても自分がやるべきこと、チームをどう盛り上げるのかをわかっていますね。チームワークとしても非常に良いです。

戸上は実力がついてきていて、ぼく自身も楽しみにしていたけれども、彼がいなくてもチームとして崩れていない。『戸上の分まで頑張る』というようにチーム力は上がってきている。戸上はこの2日間熱もなく、食事もとっています。体は順調に回復しています。ただ、ベストなコンディションで試合に臨むことができないとなると、この期間中に出るのは難しいかなと。戻ってきたらベンチには入れます」