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2022.07.11

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「大会誘致で県内の強化につなげていきたい」全日本実業団大会主管者インタビュー

3年ぶりの開催となった全日本実業団卓球選手権大会は、6月30日~7月3日に徳島県・アミノバリューホールで開催された。

主管として大会運営を行った一般社団法人徳島県卓球協会の藤浦哲夫理事長、榎並正人副理事長にお話を伺った。

 

第72回全日本実業団卓球選手権大会

6/30~7/3 徳島県・アミノバリューホール

藤浦哲夫理事長(左)、榎並正人副理事長

 

――開催にあたり、ご苦労された点や大変だった点はありますか。

榎並副理事長

「審判員の確保が大変でした。徳島県内だけでは審判員が不足してしまうので、四国の他3県に協力をお願いしたところ、20名ほど派遣していただけたので、主審と副審の両方をそろえることができました」

 

――新型コロナウイルス感染症の影響で2年間大会が開催されませんでしたが、難しかった点はありましたか。

榎並副理事長

「2年間視察に行くことができなかったので、データ資料のみで大会運営を行うことになりました。しかし、昨年3月に開催した全国ホープス選抜卓球大会での運営の経験があったので、新型コロナウイルス感染症予防対策については、その経験を活かすことができていたと感じています。実際に大会が始まると、チームの棄権や監督・選手の変更があったので、その対応には苦労しました」

 

――今後、力を入れていきたい取り組みはありますか。

藤浦理事長

「徳島県内は企業が少ないため、今大会は3チーム出場するのが限界でした。一般の強化は難しいのですが、来年には、全日本卓球選手権大会(カデットの部)の開催を本県で控えているので、その年代の選手の強化に力を入れていきたいです。

小学生から強化に注力し、地元に残って活躍できる選手を育てていきたいです。また、強化した選手が県外に出て行ってしまったとしても、国体などで県の代表として出場していただけたら、ありがたいですね」

 

榎並副理事長

「小中学生の大会を誘致することで、徳島県内のレベルが上がっていくと思うので、誘致を継続していきたいです。また、12月にはTリーグが徳島県で行われるので、県内の学生がトップ選手のプレーを実際に観てもらうことで、強化につなげていきたいです」