TOPICS

ALL TOPICS

2021.09.10

#RESULTS

ノジマTリーグ2021-2022シーズン開幕!KM東京が勝利を掴む

  • 初戦を勝利で飾った木下マイスター東京

ノジマTリーグ2021-2022シーズンが9月9日に開幕を迎えた。
一部の試合は観客を限定して行うが、有観客での開催予定となる。
第1戦は、2連覇を目指す琉球アスティーダと、昨シーズン準優勝の木下マイスター東京が対戦し、木下マイスター東京が勝利を掴んだ。

 

「ノジマTリーグ 2021-2022シーズン開幕戦」
日時:9月9日(木) 18:00

 

木下マイスター東京 3対2 琉球アスティーダ
審判:大前ケイ子 大良弘枝

●1 𠮷田雅己/田添健汰 0(-9,-10)2 木造勇人/平野友樹

○2 及川瑞基 3(2,7,8)0 村松雄斗

●3 𠮷田雅己 2(-4,7,10,-9,-9)3 宇田幸矢

○4 大島祐哉 3(-9,6,9,10)1 木造勇人

○V 大島祐哉 1(13)0 宇田幸矢

 

トップは木造勇人/平野友樹(琉球アスティーダ)が、𠮷田雅己/田添健汰(木下マイスター東京)を接戦の末、ストレートで降して、琉球アスティーダが先制した。

 

2番は、及川瑞基(木下マイスター東京)と村松雄斗(琉球アスティーダ)が対戦。フォアハンドドライブで粘った及川が、村松のカットを制し、木下マイスター東京が追いつく。

 

続く3番では、第1ゲームを宇田幸矢(琉球アスティーダ)が、第2ゲームを𠮷田雅己(木下マイスター東京)が取る、一進一退の試合が展開された。試合は第5ゲームへともつれ込む。吉田が先制するも宇田が取り返し、最後には宇田が第5ゲームを制し、勝利した。

 

4番は、大島祐哉(木下マイスター東京)と木造勇人(琉球アスティーダ)が対戦。第1ゲームを木造が先制するも、木造の早い打点をしのぎ続けた大島が、続く第2ゲーム、第3ゲームと取り、第4ゲームでも勝利を掴んだことで、試合を制した。

 

試合はヴィクトリーマッチに突入し、3番を制した宇田と、4番から続いて出場の大島が対戦。宇田が試合をリードするも、6-8でタイムアウトを取った大島が追いつく。お互いに交互に得点する接戦を制し、大島が勝利を掴んだ。

 

接戦を演じながら、惜しくも敗れた𠮷田雅己(右)/田添健汰

 

1点を奪い合う激戦を制した木造勇人(左)/平野友樹

 

「世界選手権選考会で村松と試合をしていたことで、良いイメージで試合に臨めた」と及川瑞基

 

猛烈に切れたカットで戦った村松雄斗

 

惜しくも勝利を逃したものの、ベテランの実力を発揮した𠮷田雅己

 

「自信を持ってプレー出来た」と宇田幸矢

 

木造の攻撃をしのぎ、勝利を掴んだ大島祐哉

 

攻守ともに素早い打点を見せた木造勇人

 

4番での勝利の勢いのまま、ヴィクトリーマッチでも勝利を掴んだ大島祐哉

 

「ヴィクトリーマッチでは大島のサービスの変化に対応できなかった」と宇田幸矢

 

▶張一博監督(琉球アスティーダ)

「勝てそうで勝てないという場面が何回もあったので、悔しいですが、相手がすごく良かったと思います。しっかり反省して、次に勝てるよう頑張ります。コロナの関係で選手も中々集まるのが難しいですが、次の試合までには合宿をして、選手の状態を見たいと思います」

 

▶宇田幸矢(琉球アスティーダ)

「有観客で、ファンの前でプレーするということで少し緊張しました。𠮷田選手との試合では押されていましたが、自分のプレーに自信を持って、最後まで1点1点取るように意識していました。ヴィクトリーマッチでは前半リードされましたが、良い流れを掴むことが出来ました。相手がサービスを変えて、それに対応できなったのが大きな敗因だと思います。今回、手応えをすごく感じています。最後まで、どちらが勝つか分からない、すごくいい試合だったと思うので、去年より前向きに切り替えらえれるかなと思います。チーム全員で年間優勝目指して頑張っていきたいです」

 

▶渡邉隆司監督代行(木下マイスター東京)

「初めてTリーグのベンチに入りましたが、すごくエキサイティングな試合方式で、両チームの選手が一丸となって戦っていて、非常に緊張感の高いゲームだったと思います。それに勝つことが出来て、非常にうれしいです。オーダーは4~5日前から想定していて、4番で勝ったら、その勢いのまま行った方が大島選手に合っているのかなと思っていました。卓球を知り尽くしている水谷選手がベンチにいてくれて、すごく良かったと思います」

 

▶大島祐哉(木下マイスター東京)

「ここまで来るのは難しかったです。1年半前にはケガもしましたし、色んな苦しい想いもしてきたので、勝つことが出来てよかったです。ベンチにいる水谷選手は心強いです。自分の考えないようなアドバイスをくれますし、水谷選手に救われたというところも、すごくあると思います。木下マイスター東京は3連覇を逃してしまったので、今シーズン必ず優勝するという強い気持ちを持って、皆で挑んでるので、優勝出来るよう、1試合1試合頑張っていきたいと思います」

 

▶及川瑞基(木下マイスター東京)

「自分もすごく気合いれて入りましたし、木下マイスター東京は3年連続で開幕戦を勝っているので、今回も勝っていいスタートを切りたいと思って試合に臨みました。世界選手権の選考会で村松さんと試合をして、4-2で勝つことが出来たので、いいイメージで出だしから入れました。強打して相手にプレッシャーを与えるということは、最初から意識していました。今日はたくさんの観客の方が観に来て、勝っていい姿をお見せ出来たので、やりがいをすごく感じました」