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2020.06.19

#INFO

第82回全国高等学校選手権大会(インターハイ) 女子3種目を振り返る(2013年10月号より)

  • 学校対抗優勝 四天王寺

  • シングルス優勝 阿部愛莉

  • ダブルス優勝 宋恵佳(右)・山本玲

昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。

 

2013年に北九州市で行われたインターハイ。2年生の阿部愛莉(四天王寺)が、直前に出会ったラケットを携えてすい星のごとく登場、シングルス優勝を果たした。

※所属・年齢は大会当時のまま

 

四天王寺が2年ぶりに優勝

 

学校対抗決勝は、四天王寺と青森山田が対戦。トップは、四天王寺1年生の芝田が回転量の多いドライブで勝利をあげ、2番の阿部も勝利をあげる。王手をかけた四天王寺はダブルスを落とすものの、4番の松平(四天王寺)が勝利し、2年ぶり18回目の優勝を達成した。青森山田は、登録選手4名の少数ながら、それぞれが役割を発揮し、健闘した。

 

学校対抗決勝

四天王寺3-1 青森山田

 

〇1 芝田沙季 3(11,4,7)0 宋恵佳

〇2 阿部愛莉 3(5,6,9)0 相原なつみ

×3 松平・阿部 1(7,-7,-9,-10)3 宋・山本

〇4 松平志穂 3(-6,-4,6,6,8)2 安藤みなみ

 

優勝に貢献した松平志穂(左)・阿部愛莉

 

 

シングルス、阿部愛莉が優勝

 

決勝は、阿部愛莉(四天王寺)と佐藤瞳(札幌大谷)が対戦。阿部が丁寧なカット打ちで、粘る佐藤を攻略。嬉しい初優勝を達成した

 

準決勝

阿部愛莉(四天王寺) 4(7,11,7,7)0 森さくら(昇陽)

佐藤瞳(札幌大谷) 4(9,7,3,7)0 加藤知秋(県岐阜商)

 

決勝

阿部愛莉 4(8,7,10,-8,10)1 佐藤瞳

 

シングルス優勝の阿部愛莉

 

ダブルスは、宋恵佳・山本玲が嬉しい優勝

 

決勝は、宋恵佳・山本玲(青森山田)が優勝。「最後まで強気でプレーできたことが勝因です」とコメント。準優勝は、加藤知秋・加藤杏華(県岐阜商)の姉妹コンビが入った。

 

準決勝

 

宋・山本(青森山田) 3(7,4,9)0 平・平(正智深谷)

加藤・加藤(県岐阜商) 3(-6,8,6,8)1 相原・安藤(青森山田)

 

決勝

宋恵佳・山本玲 3(-9,7,10,9)1 加藤知秋・加藤杏華

 

ダブルス優勝の宋恵佳(左)・山本玲

 

~~こぼれ話~~

シングルス優勝者が使用していたラケット「剛力」。当時、一般販売はされておらず特注対応のラケットであった。この優勝を契機に人気が出たのかも!?