【女子シングルス】福原、平野らが初戦敗退

女子シングルス本戦トーナメントがスタート。
初戦からレベルの高い試合となった。
福原愛は帖雅娜（中国香港）と対戦。第１ゲームは相手の動きを見極めしつこく同じコースを攻めるなど優位に立てたが、第２ゲームからは帖のペースにはまってしまい、得意のバックハンドも決めきることができず、４ゲーム連取されて初戦敗退となった。
福原は「第１ゲームは思い切って攻めていったので、相手がびっくりした部分もあったと思いますが、そこからずっと同じ戦術で戦ってしまったので、相手に慣れられてしまいました。戦術の変更はしましたが、相手が慣れきってからだったので、私が何をするかを先に読まれてしまった」と振り返った。
平野美宇はリュウ・ジャ（オーストリア）と対戦し、厳しいラリーの応酬となった。しかし、ラリー戦に強さを見せた平野だったが、先に相手に攻められる展開が多く惜敗した。
「相手の縦回転のサービスに対して何もできませんでした。フォアでのレシーブができず、バックに頼ってしまったので、慣れられてしまって、そこがダメでした」と平野。
１０時スタートの初戦では、残念ながら日本選手が進出することはできなかった。

【女子シングルス結果その１】
劉詩雯（中国）　9,5,9,10　金璟娥（韓国）
リュウ・ジャ（オーストリア）　-8,5,-5,9,6,-7,8　平野美宇
ツォン・ジエン（シンガポール）　10,8,-6,-6,14,6　田志希（韓国）
帖雅娜（中国香港）　-8,11,8,8,9　福原愛
李暁霞（中国）　2,8,4,-10,6　佐藤瞳
武楊（中国）　-6,6,3,7,7　前田美優
シャン・シャオナ（ドイツ）　10,4,1,5　石垣優香
朱雨玲（中国）　3,8,5,5　ユー・フー（ポルトガル）

惜しくも初戦敗退となった福原愛

ベンチコーチに入った張莉梓コーチ

勝ち目があっただけに悔しい敗戦となった平野美宇