【世界ジュニア】日本男子もメダル確定、ルーマニアに完勝！

●男子団体準々決勝
〈日本　3−0　ルーマニア〉
○宇田　9、11、9　シポシュ
○田中　9、3、9　プレテア
○戸上　−7、−7、7、7、8　キリタ

男子団体準々決勝、日本男子もルーマニアを3−0で下し、準決勝進出！
これで早くも、日本男女揃ってのメダル獲得が決まった！

勢いに乗ると選手もベンチもお祭り騒ぎで、かさにかかって攻めてくるルーマニアに対し、日本は各選手とも1本1本集中してプレー。「競った時のレシーブとサービスのコントロールがうまくできたので勝ち切れた」という宇田は、両ハンドの豪打を誇るシポシュをうまく封じ込めた。

2番田中も、中盤からいらだったプレテアの集中力が明らかに低下していたが、そこで相手につきあって復調を許すような隙は見せなかった。「田㔟監督にはバック対バックで自信を持っていけ、できるだけ相手のバックをつぶせとアドバイスされていた。結果的にそれを実行できたと思います。最初はなかなかタイミングが合わなかったけど、徐々に慣れて、1本1本うまく戦えました」（田中）。

3番は今大会が世界ジュニア初出場の戸上。2ゲーム目5−1のリードから5−4でタイムアウト。次の1本でロビングを打ちミスして相手に逆転を許すなど、なかなか硬さが取れなかった。しかし、「田㔟監督からフォア前への横回転とバック深くへのロングサービスだけでいいというシンプルな戦術をいただいて、それで一旦頭が冷静になった。緊張がだいぶほぐれてきて、吹っ切れて戦うことができた」と試合後のコメント。0−2から苦しみながらも逆転勝ちを収めた。

日本男子、明日はインドを破って勝ち上がったチャイニーズタイペイと、現地時間18時からの決戦だ。