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2024.02.18

#RESULTS

【世界卓球】豪州期待のニコラス・ラム、大ベテランとの「26歳差対決」に奮闘!

  • 世界ランキング36位のニコラス・ラム

  • カミソリカウンターは健在、45歳のガルドス

●男子第1ステージ
 〈オーストリア 3ー0 オーストラリア〉
◯ガルドス 12、8、9 ニコラス・ラム
◯D.ハベソーン 9、6、3 フィン・ルー
◯レベンコ 7、4、9 サリーン

 

大会2日目に行われた男子第1ステージの第2ラウンド。今大会の初戦を迎えたオーストラリア男子チームの先陣を切って、18歳のニコラス・ラムが登場。オーストラリアのメルボルン生まれ、豪快なフォアのパワードライブを放つ左シェークドライブ型で、現在の世界ランキングは36位。2022年にはU17の世界ランキングで1位に立ったこともある、豪州期待の新星だ。

 

オーストラリアの初戦の対戦相手は、ちょっと紛らわしいオーストリア。トップに出場したニコラス・ラムは大ベテランのガルドスと対戦。ニコラス・ラムは2005年5月29日生まれの18歳、ガルドスは1979年1月16日生まれの45歳。年の差は実に27歳、ほとんど「親子」と言っていい年齢差だ。

 

試合はニコラス・ラムのパワードライブと、ガルドスの前陣カウンターが交錯する激しいラリー戦。1ゲーム目を14ー12で競り勝ったガルドスが主導権を握り、各ゲームとも競り合いながらも3ー0で勝利した。

 

0ー3で敗れたオーストラリアだが、今大会は1グループに5チームの第1ステージで、3位までに入れば決勝トーナメントに進出できる。これからオーストラリアが対戦するのは世界チームランキング4位のフランス、そしてデンマークにアルジェリア。この厳しいグループを突破できるかどうかは、ニコラス・ラムの左腕に懸かるところが大きいだろう。今後の活躍にも要・注目だ。

 

ニコラス・ラム、今後はさらにバックハンドの攻撃力も強化していきたい