申裕斌が単複で二冠達成！WTTコンテンダーリマ | Nittaku(ニッタク) 日本卓球 | 卓球用品の総合メーカーNittaku(ニッタク) 日本卓球株式会社の公式ホームページ

WTTコンテンダーリマは、7月31～8月6日にペルーのリマで開催された。

日本からは男子2名、女子5名が参加。男子ダブルスで及川瑞基/松島輝空が優勝。女子シングルスでは木原美悠と張本美和が3位に入った。

【男子シングルス】

フレイタスがWTT初優勝！

決勝は、フレイタス(ポルトガル)と高承睿(チャイニーズタイペイ)の対戦となった。

1ゲーム目は鋭い両ハンドを見せた高承睿が先取。2ゲーム目は、序盤に3点差をつけたフレイタスが点差を保って取り返し1対1に戻す。続く3ゲーム目は一進一退の展開となり、デュースの末にフレイタスが取る。勢いに乗ったフレイタスは4ゲーム目、5ゲーム目も見事なボールタッチで高承睿を翻弄し、4対1で勝利。優勝を決めた。

3位には、ジョナサン(デンマーク)、チウ・ダン(ドイツ)が入った。

フレイタス 4(-5,8,12,9,5)1 高承睿

男子シングルス優勝　フレイタス(ポルトガル)

男子シングルス準優勝　高承睿(チャイニーズタイペイ)

【女子シングルス】

絶好調の申裕斌がスッチをくだし二冠達成！

決勝は、申裕斌(韓国)とスッチ(ルーマニア)の対戦となった。

1ゲーム目は9-9で2点連取したスッチが先取。2ゲーム目は、1ゲーム目の勢いそのままに5-1でスッチがリードする。しかし、巧みなコース取りで申裕斌が逆転し1対1に戻す。3・4ゲーム目も前半はスッチがリードする展開となったが、申裕斌は落ち着いたプレーで逆転し3対1に。続く5ゲーム目は、序盤から鋭いコースに打ち分けて点差を一気に離した申裕斌が7点で取り、4対1で優勝を決めた。申裕斌は女子シングルス、女子ダブルスの二冠を達成した。

3位には木原美悠と張本美和が入った。

申裕斌 4(-9,9,9,8,7)1 スッチ

女子シングルス準優勝　申裕斌(韓国)

女子シングルス準優勝　スッチ(ルーマニア)

【男子ダブルス】

李尚洙/趙大成の棄権により及川瑞基/松島輝空の優勝が決定

決勝は世界ランキング7位の李尚洙/趙大成(韓国)と安宰賢/林鐘勳(韓国)をくだして勝ち上がってきた及川瑞基/松島輝空の対戦となる予定であったが、韓国ペアの棄権が発表され及川/松島の優勝が決定した。

3位には安宰賢/林鐘勳とK.カールソン/ファルク(スウェーデン)が入った。

及川瑞基/松島輝空 3(W/L)0 李尚洙/趙大成

男子ダブルス優勝　及川瑞基/松島輝空

【女子ダブルス】

田志希/申裕斌が逆転で同士討ちを制す！

田志希/申裕斌(韓国)、キム・ナヨン/崔孝珠(韓国)の同士討ちとなった決勝は、1ゲーム目を田志希/申裕斌が11-9で取る。続く2・3ゲーム目はキム・ナヨン/崔孝珠が積極的に攻撃を仕掛け11-8、11-9で取り返す。4ゲームは序盤から一点ずつ取り合う展開となるが、田志希/申裕斌は落ち着いてコースを攻め13-11で取り返す。迎えた最終ゲーム、キム・ナヨン/崔孝珠は5-1と大幅にリードするが、田志希/申裕斌は巧みなコース取りを見せて得点し逆転。デュースの末に優勝を決めた。

3位には、木原美悠/長﨑美柚とパヴァデ/ルッツ(フランス)が入った。

田志希/申裕斌 3(9,-9,-8,11,10)2 キム・ナヨン/崔孝珠