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2021.01.16

#RESULTS

【全日本】女子シングルス準々決勝 伊藤と早田が準決勝進出

女子シングルス準々決勝

昨年と同様のカードとなった早田ひな(日本生命)と佐藤瞳(ミキハウス)の対戦は、今年も早田に軍配。前半はカット打ちが得意な早田の攻撃がさく裂し2ゲーム続けて先取。

第3ゲームは、早田の攻撃を封じるべくレシーブから積極的に攻撃を仕掛けていく。終盤では、早田のバックに逃げていくツッツキを効果的に使い、早田のミスを誘って佐藤が奪い返す。

第4ゲームは再び早田のペース。早田はサイドへの打ち分けやストップを織り交ぜ、佐藤を翻弄。5-3から6点連取した早田が3対1と王手。

第5ゲームも勢いそのままに、早田が6-2とリードする。佐藤も状況を打開すべく、サービス3球目攻撃を積極的に仕掛けていったが、王手をかけて力の抜けた早田のドライブが気持ちよく決まり、早田が3年連続となる準決勝進出を果たした。

敗れた佐藤は「去年は0-4、今年は1-4という結果で、まだまだ勝利には遠かった。悔しい結果となった。打つだけでも勝てないし、カットだけでも勝てないし、どちらも混ぜながら相手を崩すということを考えて試合はしていた。

前回よりも少し守備が出来たことで、打ち急がせることが出来た点と、手数が少し増えたことで、1ゲームを取ることが出来た」と振り返った。

 

早田ひな(日本生命)

 

佐藤瞳(ミキハウス)

 

 

一方、伊藤美誠(スターツ)と長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)が対戦。

終始サービスレシーブで先手を取って攻撃につなげる伊藤。長﨑は得意の威力のあるドライブを打たせてもらえない。第1ゲームを伊藤が先取し、第2ゲームも伊藤が優位に進め7-1とリード。長﨑はこれまでフォア前ばかりと単調になっていたサービスに変化をつけて、フォア・バックと打ち分けてラリー展開に持ち込む。8-8まで追いつき、長﨑が10-9とゲームポイントを握ったが、サービスが要所で効いた伊藤が逆転。

伊藤2-0の第3ゲーム。前半から伊藤が主導権を握って8-3と大きく引き離すが、終盤サービスに工夫を見せて攻撃につなげた長﨑が10-9まで迫るも伊藤が逃げ切る。

王手をかけた伊藤は、長﨑に隙を与えることなく多彩なサービスレシーブを見せて、伊藤がストレートで勝利。

 

伊藤美誠(スターツ)

 

長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)

 

明日の準決勝は昨年と同様、早田と伊藤の対戦が決まった。

 


早田ひな(日本生命) 4(5,6,-8,3,6)1 佐藤瞳(ミキハウス)

伊藤美誠(スターツ) 4(8,11,9,4)0 長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)