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2021.01.14

#RESULTS

【全日本】「すごくいい状態です!」宇田幸矢(明治大学)

宇田幸矢(明治大学)が、全日本選手権大会会場から、明日の初戦出場を前に各メディアの記者からの質問に答える形でオンライン記者会見に臨んだ。
昨年優勝後に見舞われたケガと克服についても語った。

 

―大会を前に今の気持ちは?

「去年、優勝することが出来たが、気持ちを新たにして取り組んできた。今年は、ディフェンディングチャンピオンだが、優勝に向かって挑戦する気持ちで戦おうと思う」
―ディフェンディングチャンピオンということで、今までとは違う気持ちがあるか?
「想像していたよりは、以前と変わらず1試合1試合積み重ねて優勝出来たらいいなと考えている。そこまで大きなプレッシャーとか緊張感はない」
―前回大会後に特に取り組んできたことは?
「3月頃から腰のケガをして、半年間、トレーニングや練習が出来なかった。その休んでいた分、身体が衰えていたので、フィジカル面は全日本前にしっかり鍛えてきた」
―大会開催が危ぶまれてたが、明日から試合が出来る気持ちと目標は?
「コロナ禍で、ほんとうにいろいろな不安だったり、試合をするうえで注意することはたくさんある。その中で試合出来ることには感謝して、優勝を目指して頑張りたい」
―意識している選手は?
「去年、決勝で当たっている張本選手、同じ大学の戸上選手、オリンピック代表の丹羽選手が強敵として挙げられる」
―ケガについて、もう少し詳しくお願いします。
「3月半ばに腰に違和感を覚えたが、自粛のために病院がやっていなかった。休んで練習をしてを繰り返していたが治らなかった。病院に行ったところ、疲労骨折、疲れが溜まって炎症を起こしているということで、自粛明け5月から8月まで全く練習もトレーニングもしない状態。8月から徐々に、一日30分とかの短い単位で練習し始めて、9月のTリーグ開幕に間に合わせた」
―Tリーグではかなりの試合数をこなす中で、成長した部分は?
「カウンターはもともと得意だが、安定性が以前より上がっている。フィジカル面ではトレーニングが出来ていなかったので、少し動きが遅かったり、ボールの質が落ちたかもしれない」
―現状コンディションは?
「12月Tリーグ終了後、今日まで2週間ほど時間があったので、その間しっかりトレーニングをしてきた。卓球の面でも反省点をしっかり克服してきたので全日本に向けて、しっかりいい状態で迎えることが出来ている」
―この2週間のフィジカルトレーニングの中身は?
「Tリーグ終了後、少し休んだ。その後、練習量を少し増やし、トレーニングもジムに通って下半身、上半身と分けて1回に1時間半くらい、週に4~5回やったので、追い込めたと思う」
―手応えは?
「Tリーグの時よりは、納得のいくボールも出せるようになったし、身体も動くようになってきて、すごくいい状態です」