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2019.04.26

#RESULTS

【男子単準々決勝】丹羽孝希惜敗。梁靖崑に敗れる

男子シングルス準々決勝

 

丹羽孝希は、樊振東との同士討ちを制して勝ち上がってきた梁靖崑と対戦。
梁靖崑は荒さはあるが、当たった時の一本の威力は抜群。丹羽は先手を取って攻めたいところだが、ラリーになると力負けしてしまう。
ゲームカウント3対1で梁靖崑がリードし、丹羽は後がなくなったが「観客の声援が僕の味方になってくれた。この会場で一本でも多くプレーしたいと思った」と、粘り強くプレー。
梁靖崑が全く持ち上げられないほどのカットブロック、観客からどよめきが起こるほどのカウンター。さらに第5ゲームの9-8の場面では、逆手でのプレーを見せるなど、丹羽が魅力をいかんなく発揮。
また、初対戦ということもあり、丹羽のサービスやチキータが要所で効き、ゲームカウント3対3に追いつく。
しかし、最終ゲームは「僕に流れがあったのに、日本人で40年ぶりのメダルが獲れるチャンスにプレッシャーを感じてしまった」と、硬さが出てしまう。
丹羽のドライブを3本返され「ブロック力のすごさを感じた」と、序盤からリードを許し、0-5と差をつけられる。
丹羽はそのまま点差を詰めることができず、最後は梁靖崑のバックドライブが台をかすめエッジで勝負が決まった。

 


梁靖崑(中国) 4(10,-10,8,4,-9,-7,5) 丹羽孝希

 

一発の威力は十分の梁靖崑

 

勝利の瞬間は頭を抱えた

 

魅力あふれるトリッキーなプレーで会場を沸かせた