TOPICS

ALL TOPICS

2020.06.11

#INFO

2018日本リーグ「ファイナル4」を振り返る(2019年2月号より)

  • 男子優勝 リコー

  • 優勝に貢献した鹿屋(左)・有延(リコー)

  • 女子優勝 中国電力

  • 負けられない決勝で勝利した𡈽田・宋(中国電力)

昭和22年創刊、800号を迎えたニッタクニュースのバックナンバーから編集部がピックアップしてお届けするページです。

 

日本リーグ前後期の総合成績上位4チームによって争われる日本リーグプレーオフファイナル4。優勝チームには内閣総理大臣杯、内閣総理大臣賞状および文部科学大臣賞状が授与される。去る4月、社会的地位・責任の向上を目指して一般社団法人に生まれ変わった日本リーグ。その最高位を決する本大会は、今後ますます注目度が高まっていくだろう。2018年の大会を振り返る。

※所属・年齢は大会当時のまま

 

2018日本卓球リーグプレーオフファイナル4の結果はこちら!!

 

男子はリコー、女子は中国電力がそれぞれ初優勝!!

 

男子決勝は、前期大会優勝のリコーと後期大会優勝のシチズン時計が対戦。両チームは、大会初戦でも対戦しており、その時はシチズン時計が勝利していた。決勝は、トップで御内健太郎(シチズン時計)が、有延大夢に勝利し先取点をあげる。しかし2番で山本勝也(リコー)が神巧也に勝利し、スコアをタイに戻す。ダブルスは鹿屋・有延(リコー)が勝利するが、4番は町飛鳥(シチズン時計)が勝利し、ラストへ。手に汗握る展開となるが鹿屋良平(リコー)の素晴らしい両ハンドが決まり、リコーが勝利。初優勝を決めた。

 

<男子> 決勝

リコー 3-2 シチズン時計

 

 1 有延大夢 1(-8,-8,5,10)3 御内健太郎〇

〇2 山本勝也 3(-3,17,-8,9,9)2 神巧也

〇3 有延・鹿屋 2(-11,10,9)1 町・上村

 4 池田忠功 0(-4,-4,-7)3 町飛鳥

〇5 鹿屋良平 3(9,-8,9,11)1 上村慶哉

 

単複に活躍した鹿屋(リコー)

 

2番で貴重な勝利をあげた山本(リコー)

 

胴上げされる工藤監督(リコー)

 

決勝のトップで勝利した御内(シチズン時計)

 

女子決勝は、後期大会優勝で大会初優勝を狙う中国電力と日立化成が対戦。トップは成本綾海(中国電力)が、回転の変化の多いサービスで、市川梓のレシーブを崩し得点を重ね先取点をあげる。2番は、宋恵佳(中国電力)が石川佳純に2ゲーム先取するが、3ゲーム目以降は、石川が強さをみせ逆転勝利をあげる。3番のダブルスは、𡈽田・宋(中国電力)が勝利し、王手をかけると4番で𡈽田美佳がストレートで趙琳に勝利し、涙の初優勝を達成した。

 

<女子>

中国電力 3-1 日立化成

 

〇1 成本綾海 3(0,0,0)0 市川梓

 2 宋恵佳 2(5,10,-5,-6,-8)3 石川佳純

〇3 𡈽田・宋 2(-6,6,9)1 鈴木・平

〇4 𡈽田美佳 3(13,8,9)0 趙琳

  • 第1試合は、試合後のラケットコントロールにより、市川のポイントが無効になった

 

決勝の単複で勝利した𡈽田(中国電力)

 

決勝のトップで勝利した成本(中国電力)

 

初優勝 中国電力

 

逆転勝利をあげた石川佳純(日立化成)