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2019.11.09

#RESULTS

【女子準決勝】日本が韓国をくだして6大会連続の決勝進出を決める!

女子準決勝
宿敵韓国と対戦。
韓国は準々決勝で2点起用だった徐孝元、梁夏銀をベンチに下げ、田志希と若手の崔孝珠、申裕斌を起用したオーダー。
トップのダブルスは、田志希と申裕斌の韓国ペアが正確な台上処理を武器にゲームの主導権を握る。石川/平野は第3ゲームを奪うも、韓国ペアの厳しいコース取りに屈して、今大会初めての黒星。
2番の伊藤美誠とサウスポーの崔孝珠の対戦は手に汗握る展開となる。第1ゲームは崔孝珠が強気のプレーで攻撃を畳みかけで先取点を挙げる。
続く第2ゲームは伊藤が取り返すも、第3ゲームは接戦を極める。崔孝珠は回転やコースが多彩なサービスで変化をつける伊藤のレシーブを封じる。さらに伊藤の得意のサービスもバック面の表で上手に対応し、このゲームをジュースでとって王手をかける。
しかし、ここからが勝負強い伊藤の見せどころ。サービスのコースを外して的を絞らせないようにし、先手を取って積極的に攻撃を仕掛け、フルゲームまで持ち込むと、最後は崔孝珠のバックに集めながら強気の攻めで勝利。1対1のイーブンに。
3番は、平野の独擅場。苦手意識のあった田志希に対し、序盤から思い切った攻撃で隙を与えない。打点の早い両ハンドドライブを左右に打ち分け、圧勝で日本が王手をかける。
今回初めて1試合中2度の登場となった伊藤は申裕斌に対し、1ゲームこそ奪われたが、サービスからの3球目攻撃が冴え、爆発力のあるバックハンドで勝利。2点どりでエースとしての役割を果たした。
日本は6大会連続の決勝進出を決めた。

 

 

日本3-1韓国
1石川/平野1(-7,-8,7,-10)3申裕斌/田志希
2伊藤3(-8,3,-10,3,6)2崔孝珠
3平野3(2,5,9)0田志希
4伊藤3(-8,7,10,9)1申裕斌
5石川-崔孝珠

 

 

決勝点を挙げ、ガッツポーズを決める伊藤美誠。勝負強さが光った。

 

完璧な試合運びを見せた平野美宇

 

惜しくも敗れた石川/平野。明日の活躍に期待したい

 

多彩なサービスとパワーのあるフォアドライブで得点を重ねた崔孝珠

 

「田志希選手の台上処理が上手くて苦戦した」と石川/平野が評価した韓国ペア