TOPICS

ALL TOPICS

2019.11.22

#RESULTS

世界ジュニア開幕迫る。日本選手団の顔ぶれをチェック!

  • 世界ジュニア初出場の出澤杏佳(19年1月の全日本選手権より)

11月24日~12月1日、タイ・コラートで行われる『NSDF 2019 ITTF世界ジュニア選手権』。今回で17回目を迎えるジュニアの世界大会。男子80名、女子81名の計161名がエントリーしている。まず日本代表、男女各4選手の顔ぶれをチェックしていこう。

 

[男子]
宇田幸矢 うだ・ゆきや 2001年8月6日生まれ 18歳 左シェーク両面裏ソフトドライブ型
戸上隼輔 とがみ・しゅんすけ 2001年8月24日生まれ 18歳 右シェーク両面裏ソフトドライブ型
曽根翔  そね・かける 2002年12月1日生まれ 16歳 右シェーク両面裏ソフトドライブ型
篠塚大登 しのづか・ひろと 2003年12月23日生まれ 15歳 左シェーク両面裏ソフトドライブ型
[女子]
長崎美柚 ながさき・みゆう 2002年6月15日生まれ 17歳 左シェーク両面裏ソフトドライブ型
出澤杏佳 いでさわ・きょうか 2002年6月28日生まれ 17歳 右シェークフォア表ソフト・バック粒高攻守型
木原美悠 きはら・みゆう 2004年8月3日生まれ 15歳 右シェークフォア裏ソフト・バック表ソフト攻撃型
小塩遥菜 おじお・はるな 2005年8月3日生まれ 14歳 右シェークフォア裏ソフト・バック粒高カット型

 

男子は左右のシェークドライブ型を2人ずつ揃えた陣容。昨年決勝で徐海東(中国)に惜しくも敗れ、準優勝に終わった宇田が最後の世界ジュニアで頂点を狙う。カミソリドライブを武器に全日本ジュニア優勝、インターハイ2連覇の戸上隼輔、強烈な両ハンドドライブを放つ大型プレーヤー・曽根翔、そしてインターハイで1年生ながら決勝に勝ち上がった天才左腕・篠塚大登という充実の顔ぶれだ。3大会連続代表の宇田をはじめ、戸上と曽根も前回大会を経験しており、初戦から落ち着いて戦えるだろう。

一方、女子は石川佳純・森薗美咲らを擁して優勝した2010年大会、伊藤美誠・平野美宇・早田ひな・加藤美優という黄金世代を揃えて頂点に立った2016年大会に匹敵する、「過去最強クラス」のメンバー。木原と小塩のふたりはまだカデット(15歳以下)の年代だが、この4人で女子シングルスのベスト4を独占してもおかしくないほど、戦力的には充実している。戦型のバラエティに富んでいるのも強みだ。

 

日本女子の主軸になるのは左腕の長崎だが、「秘密兵器」として対中国でも大いに期待できるのが出澤だ。9月のアジアジュニア選手権でも、ジュニア女子シングルス準決勝で右ペンドライブの呉洋晨にストレート勝ちしている。変化と堅実さを兼ね備えた守りと、パンチのあるフォアハンドが持ち味。外国選手にとっては最も当たりたくない選手になりそうだ。