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2019.11.30

#RESULTS

戸上隼輔が4強。男子でも中国の壁、崩れる

  • 戸上

  • 宇田

  • 向鵬

●男子シングルス準々決勝
戸上 6、10、9、10 クルチツキ(ポーランド)
モーレゴード(スウェーデン) 6、−6、8、11、9 劉夜泊(中国)
馮翊新(チャイニーズタイペイ) 5、−9、−9、−11、5、8、9 ピカール(フランス)
向鵬(中国) 6、−9、7、−8、7、5 宇田

 

男子シングルス準々決勝、戸上隼輔がポーランドのクルチツキを破り、日本男子でただひとりのベスト4進出!

 

前々回大会2位のスウェーデンのモーレゴード、チャイニーズタイペイのエース馮翊新、そして中国の最後の砦となった向鵬。4カ国の選手がベスト4に入り、中国の上位独占が崩れた形だ。

 

「団体戦で負けたショックは、本当に今まで経験したことないくらい大きかった。正直、立て直せるかどうか不安だった」という戸上だが、徐英彬戦という難関を乗り越え、このクルチツキ戦は会心のプレー。フォアの打ち合いでも、バック対バックでも相手を圧倒した。

 

「徐英彬に勝ったことで、準々決勝プレッシャーも大きかったですが、点を取るべき場面で取れていたし、競れば絶対に勝てると思っていた。同じタイプという感じで、やりにくさはなかったです。
明日は誰が来ても、一戦一戦悔いの残らないよう戦いたい。最後の世界ジュニアなので、一戦一戦頑張って優勝したいと思っています」(戸上)

 

一方、宇田は昨年のシングルス準決勝で勝利していた向鵬に苦杯。隣のコートで、チームメイトの劉夜泊がモーレゴードに敗れ、中国男子の最後のひとりとなった向鵬。宇田の鋭い連続ドライブを、中陣での両ハンドドライブで粘り強く返球し、チャンスボールはすかさずコースを突いて反撃した。試合中に弱気な表情ものぞかせるのだが、最後の最後で崩れない強さを見せつけた。