【全日本実業団】協和発酵キリンが3連覇、十六銀行が10年ぶりＶ

第66回全日本実業団選手権大会は、6月23日(木)～26日(日)、長野市真島総合スポーツアリーナ(ホワイトリング)で開催された。

男子は協和発酵キリンがチーム初となる3連覇を達成した。
準決勝では岸川聖也と大島祐哉の２大エースを擁するファーストと対戦し、トップで平野友樹(協和発酵キリン)が大島を破る活躍で貢献。
決勝は３年連続シチズンとの優勝争いとなった。協和発酵キリンリードの２－０で迎えたダブルスでは最終ゲームの前半でシチズン組が大量リードを奪い、ここから巻き返しの兆しを見せたが、王者協発酵キリンが意地を見せて逆転勝利。３－０で優勝を決めた。

3連覇を達成した協和発酵キリン

優勝につながる貴重な勝ち星を挙げて貢献した平野友樹(協和発酵キリン)

女子は、十六銀行が平成18年度以来となる優勝を決めた。
決勝は日本リーグ前期大会で優勝している日本生命と対戦。トップで加藤杏華(十六銀行)が前田美優(日本生命)との接戦を制し先取点を挙げた。2番は、常晨晨(日本生命)が久野理世(十六銀行)のカットを打ち抜いたが、3番ダブルスは久野・大森玲奈のカットペアに軍配。十六銀行王手の4番は移籍から初めてのチーム戦となった松澤茉里奈(十六銀行)と石垣優香(日本生命)と対戦し、０－２からの逆転勝利を収めて優勝を飾った。

10年ぶりとなる優勝を飾った十六銀行

逆転勝利で決勝点を挙げ、強心臓ぶりを見せた松澤茉里奈(十六銀行)

【男子結果】

優勝　協和発酵キリン(東京)

準優勝　シチズン(東京)

3位　ファースト(千葉)、東京アート(東京)

【女子結果】

優勝　十六銀行(岐阜)

準優勝　日本生命(大阪)

3位　中国電力(広島)、サンリツ(東京)