TOPICS

ALL TOPICS

2016.11.28

#RESULTS

【世界ジュニア】インハイチャンプ木造が世界ジュニアデビュー

2016世界ジュニア選手権の男子代表メンバーは下記のとおり。全員が初代表というフレッシュな顔ぶれとなった。

 

[男子代表メンバー]
張本智和(JOCエリートアカデミー・2003年6月27日生まれ・WR70)
木造勇人(愛工大名電高・1999年10月22日生まれ・WR126)
龍崎東寅(JOCエリートアカデミー/帝京・1998年12月29日生まれ・WR134)
松山祐季(愛工大名電高・1998年7月21日生まれ・WR264)
※世界ランキング順に掲載/世界ランキングは2016年11月発表

 

日本男子の世界ランキング最高位で、男子シングルスの第1シードとなったのは張本。国内ではすでに実業団のトップクラスにも引けを取らない実力を示しているが、国際大会ではヨーロッパ選手のパワーと変則的なプレーに苦戦する場面も見られる。アジアジュニアチャンピオンの徐海東、左の強打者・趙勝敏(韓国)らアジアの強豪が要注意なのはもちろんだが、カシン(フランス)やプレテア(ルーマニア)など、ヨーロッパ勢も十分に警戒すべきだろう。

 

そして男子シングルスの第3シードは、8月のインターハイを2年生で制した木造。フォア前からチキータで攻勢に出るプレーは力強さを増し、パワーもついてきた。昨年の世界ジュニアを日本選手団がキャンセルしたことで、大会デビューが1年延びてしまったが、満を持して初の世界ジュニアに望む。昨年のインターハイを制した1学年先輩の松山とのダブルスでも、メダルの期待がかかる。高校3年の龍崎と松山は、今大会が最初で最後の世界ジュニア。前半に行われる5シングルスの団体戦では、張本と木造を2点起用するオーダーが中心となるが、3番での出場で大会の雰囲気に慣れ、後半の個人戦につなげていきたい。龍崎はJOCエリートアカデミーで積んだ国際大会での経験をぶつける最高の舞台。松山は8月のインターハイ団体決勝4番でチームの優勝を決めた、あの勝負強さを見せてほしい。