NITTAKU MONTHLY SPECIAL
2010 世界選手権モスクワ大会
男子
張一博が貴重な勝星
2010世界選手権モスクワ大会(団体戦)は5月23〜30日までオリンピスキ・スポーツ・コンプレックスで開催された。
日本男子は予選リーグでドイツに2-3で惜敗したが2位通過。
エースの水谷が6戦全勝でチームを引っ張った。
決勝トーナメント1回戦は、北京五輪の順位決定戦で敗れたオーストリア。
吉田がトップでシュラガーを破り、勢いに乗った日本が3-0のストレートで雪辱、準々決勝では中国香港を同じく3―0で下した。
準決勝は王者中国と対戦。
流れに乗る日本に期待がかかったが、壁は厚く3-0で敗れた。
しかし2大会連続銅メダルを獲得した。
日本は水谷が中国戦まで8戦全勝と活躍。
全勝で帰ってきます、と大会前に語っていたが、その通りの活躍をみせた。
吉田は5勝3敗であったが、オーストリア戦でシュラガーをゲームオール7-9から逆転、また中国香港では張ユックを同じくゲームオールの末に下した。
スペイン戦に出場した張一博は、チームが0-2の劣勢で、しかも0-3で敗れたら予選敗退という剣が峰の出番となったが、3-1で下し、決勝トーナメント進出を決める貴重な勝利をあげた。
▲ドイツ戦でのベンチの様子。
水谷隼
エースとして、日本の水谷から世界の水谷に成長した。
また、今大会は体も一回り大きくなり、勝負となったドイツ、オーストリア戦での活躍は世界基準のプレーであった。
さらなる活躍に期待したい。
吉田海偉
今年からフランスリーグに参戦し、持ち前の力強いドライブに更に磨きがかかり、気迫溢れるプレーで活躍。
「吉田らしさ」をみせ、大会中盤から徐々に調子をあげ、オーストリア戦では金星をあげた。
岸川聖也
ドイツの名門クラブに所属し、今年に入ってメキメキと実力をあげてきている。
安定した両ハンド攻撃で勝ち星を重ね、ベスト4に貢献した。
張一博
スペイン戦に起用され、0-3で負ければ予選敗退の可能性があった中、3番で貴重な勝ち星を挙げて、日本の逆転勝利につないだ。
試合後「めちゃくちゃ緊張しましたが、勝ててよかったです」と笑顔で振り返ってくれた。
松平健太
前回の横浜大会同様の活躍が期待されたが、初戦のハンガリー戦でまさかの敗戦。
完全復活の様子を見せるが、今大会は不完全燃焼に終わってしまう。
女子
カット合宿の成果
準々決勝は予選リーグを2位で通過した韓国と対戦。
北京五輪で敗れた強敵だったが、カット打ちの成果を発揮し、難敵を下す。
また、石川は3番でタン・イェソの速攻をゲームオールの末に下す殊勲。
準決勝の中国戦、トップで福原が丁寧に対し2ゲーム連取したが、逆転された。
中国に敗れたが、日本は5大会連続銅メダルを獲得した。
平野はタイペイ戦のラストと韓国戦の先取点が光り、福原は韓国戦のラストと中国戦でニュー福原といえる戦いを見せた。
藤井はカット打ちとスロバキア戦でのプレーは抜群の冴えであった。
また、主将としてチームを良くまとめていた。
藤沼はスロバキア戦のトップで先取点をあげた。
▲予選リーグの第3戦。チャイニーズタイペイ戦でのベンチの様子。
劇的な勝利に選手一同涙する。
福原愛
韓国戦で決勝点をあげるなどエースとしてチームをけん引。
安定したフォアハンド、バック異質面での攻撃で相手を翻弄するなどクレバーな戦いを見せた。
平野早矢香
チャイニーズタイペイ戦では3度マッチポイントを握られるものの、強い精神力で凌ぎ、劇的な勝利を演出。
韓国戦でも先取点をあげるなど、団体戦の強さをみせた。
石川佳純
今大会は主軸として活躍した石川。
韓国戦では速攻のタンを逆転で下し、中国戦でも才能の片鱗を感じさせるプレーを見せた。
今後の活躍に注目したい。
藤井寛子
初戦のベラルーシ、スロバキア戦で勝ち星をあげた。
主将としてもチームをまとめ、献身的にサポート、アドバイスを行い、精神的支柱としても必要不可欠であった。
藤沼亜衣
バック面の早い打点とサウスポー独特のドライブ攻撃でスロバキア戦では先取点をあげる。
大会詳細・記録は「ニッタクニュース7月号」に掲載しています
マンスリースペシャルは
NITTAKU NEWS
より抜粋してウェブ上で公開しています。
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