マンスリースペシャル

INTERVIEW

若宮三紗子
 立命館大学
WAKAMIYA MISAKO



調子が上がらず苦しかった


第75回全日本学生選手権大会は、10月9日〜12日まで東京体育館で開催された。
女子シングルス・ダブルスは立命館大の若宮三紗子選手が初優勝を遂げた。立命館大選手の優勝は史上初めて、若宮選手は1年生ながら堂々の2冠を達成した。

全日本学生を振り返っていただけますか?.

若宮 今回は、大会前に世界選手権の選考会が行われ、そこでの試合があまり調子がよくなかったので、まさか優勝できるとは思っていませんでした。
大会前は、もちろん優勝を狙っていましたが、調子が良くなかったことで、ランク入りできたらいいなと、いう感じでした。
ダブルスから行われ、そこで優勝したことで、調子がよくなっていきました。

ダブルスはどんな感じだったのですか?

若宮 最初は、調子が上がらなかったというか、思い切ってプレーができなかったという感じです。
しかし、パートナーの宇土さんが引っ張ってくれましたので、気持ちの面でも、プレーの面でも頼ることができ、安心してプレーすることができました。

山場といいますと・・・

若宮 淑徳大の石垣・大庭組との戦いが苦しかったです。
しかし、宇土さんが良いプレーをしてくれたことで、そこから流れが変わりました。

練習は、しっかりやり込めたのですか。

若宮 ほとんどできなくて、2日ぐらい前にやっとできたという感じです。

話は変わって、シングルスのことを聞かせて下さい。山場といいますと・・・

若宮 精神的に一番厳しかったのは5回戦で対戦した青山学院大の高森さんとの試合でした。

どういう心境でしたか?

若宮 ちょうどこの試合ぐらいからだんだん調子が上がってきて、負けられないと思ってしまったからです。
また、自分にプレッシャーがかかってしまい、思ったようなプレーができなくなってしまったからです。

良かった点といいますと

若宮 5回戦を乗り切って調子が上向きました。
次に対戦した石垣選手や決勝の山梨さんとの試合は、世界選手権の選考会で負けていたので負けても仕方がないと思い、思い切って向かっていこうと、積極的にプレーしたのがよかったと思います。

優勝できると思ったのはどの辺り・・・・

若宮 最後の1本まで本当にわからなかったです。
信じられなかったというか常にここで挽回されたらどうしようという心境でした。
調子は試合をこなすうちに上がっていたのですが、気持ちはマイナスのままでした。
すべての試合で一本一本向かっていくプレーを心がけました。
優勝が決まったときに、優勝できたんだな、という気持ちになりました。

武田監督に聞く

若宮選手は、ユニフォームやラケットを持っていなかったら、キャンパスに溶け込んでいる普通の大学生だと思います。
卓球の方は、高校の時にインターハイで優勝していて、いろいろと周囲のプレッシャーがある中で、気にしないで思い切ってプレーしていると思います。
中でも、ゲーム中に意識しているのか無心で行っているかわからないのですが、作戦変更を行う能力がすごいと思います。
いろいろなパターンを持っていて、それぞれの展開に対応して、負けていても気がついたら追いついているという非常に頭を使うのが上手な選手だと思います。

続きは「ニッタクニュース1月号」に掲載しています。

マンスリースペシャルは NITTAKU NEWS より抜粋してウェブ上で公開しています。
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