マンスリースペシャル

中学生(初心者)の卓球指導


最初が肝心

1年生の5月、この頃が一番肝心な時期です。
この時期を見逃すと、3年間が無駄になると言っても過言ではないでしょう。
春季大会を目前に1年生どころではないと思います。

また、学期は始め多忙で、先生方は体力の限界にきているのではありませんか。そこを何とか体力を振り絞って1年生の指導に時間をかけてください。最初が肝心!
新しいラケットでやる気十分の今、ここで更にやる気にさせるのです。
必要なことは、先生の体力と工夫ですね。
頑張って! 初心者指導の先生方!

教室練習は最高

教室や廊下での練習は、プラス思考で最高の練習場になります。

狭い教室に、2・3台、廊下に数台というのが東京では当り前の環境です。
でも、生徒の息づかいから心の状態、そして技術の細かい部分を、目前で適格に掴むことができる利点があります。
狭いためクロス練習は、コースをしっかり打たなければなりません。
広いスタンスではできません。

先生も生徒も、狭い場所でいかに効率的に練習できるか考えます。
教室練習は最高と考えます。

多球練習

初心者には多球練習が効果的です。
人数にもよりますが、どんな状況にも対応できます。
一人30本・50本と決めて、機敏に効率的に取り組ませます。
次の生徒は大きな声で本数を数えます。
大きな声は雰囲気を活発にしてくれます。

ボール拾いも大変です。ここで、球出しを覚えます。
3ヶ月ほど訓練すれば、生徒は球出しが上手になるので我慢が必要です。
球出しは、手首や前腕の使い方にも効果があるので一石二鳥なのです。球出しは必須です。

初心者技術指導(1)

下半身をしっかり
  • 半足くらい左足前(平行足だと肘が前に行き過ぎたり左肩が逃げてしまう)
    おへそが相手コートのバック側コーナーに向くように立つ
  • 膝を曲げ軽い前傾姿勢(お尻が下がり重心が後ろにならないように)
  • 床を爪先で掴む感じ
  • 両足の爪先が同じ方向で、がに股にならない(がに股だと左に身体が流れたり、腰がうまく使えなくなる)将来、膝を上手く使えるように
  • お腹に力を入れる(打球時ハッと息を吐く)
    どうしてもラケットの角度や上半身の使い方に指導がいきがちになるが、将来的な卓球を考えた場合、下半身の使い方を重視したほうが良い。力が下半身から湧き出てくるような卓球を初心者のうちから指導したい。

多田 進 
親愛ムーサスクール代表
全中優勝女子団体(足立区立第十四中)
全中選抜準優勝男子団体(足立区立伊興中)
著書「短期間で絶対に上手くなる!
   勝つための『卓球』-」 MCプレス

(以下、詳細は「ニッタクニュース6月号」に掲載)

マンスリースペシャルは NITTAKU NEWS より抜粋してウェブ上で公開しています。
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