マンスリースペシャル

★特別企画★
世界選手権・北京オリンピックでメダル獲得のために

近藤欽司監督
(NT) 福原愛選手(ANA)

オーストリアオープンの
女子複に優勝した平野・福原組(中央)
近年、盛り上がりを見せる日本卓球界にあって、欠かすことのできない2人。
近藤欽司監督と福原愛選手
お2人に最近の成果と、これからの展望を伺った。

昨年10月24日〜28日まで、ウェルシュで開催されたITTFプロツアーのオーストリアオープン。
この女子ダブルスで我が福原愛・平野早矢香ペアが見事に優勝を遂げた。

準々決勝で世界の女王ペア、張怡寧・王楠組に4‐1で快勝して波に乗った。
続く準決勝では、高軍・シェン(米・スペイン)の国際ペアを下し、決勝でも帖雅娜・林菱(香港)の実力者にストレート勝ちし、文句なしの戴冠だった。
準決勝で相対した高軍にはこれまで、
「ダブルスで1セットも取ったことがなかったので、勝ててよかったです」という福原は、実はこれまでタイペイオープンなどプロツアーのダブルスの優勝経験がある。
しかしそのときは、中国の一線級が欠場していた。それだけに今回の優勝は、大きな意義のある勝利といえるだろう。

しかも、今年行なわれる北京五輪では、団体戦が新たな種目として加わる。
そこでポイントとなるのがダブルスなのである。
世界選手権では、過去3大会連続して銅メダルの日本。
それ以上を目指す上でも、ダブルスが占める要素は大きいといわざるをえない。

常にオリンピックを見据えているという近藤監督は、今回の優勝についてこう分析する。
「ロシア、オーストリアなどヨーロッパを転戦していく中で、ダブルスをどう組ませたらチーム力が上がるか、いつもそこに頭を悩ませていました」
フランスのプロツアーまで福原・平野のペアで臨み、2戦目となるオーストリアオープンで早くも大きな成果を上げたのだった。

「今回、中国の主力ペアが出場していて勝てたことには、大きな意義がありますし、今後に向けて自信になったと思います」と近藤監督が話せば、福原もまたこう言う。
オーストリアにて
近藤監督と福原選手
「まさか勝てるとは思いませんでした。というのも、組み合わせを見たら、第1シードの下だったんです」

その第1シードが張怡寧・王楠のペアである。
ところが、今回の福原・平野ペアは素晴らしい出来を披露したのだ。
「2人のコンビネーションが非常によかった」
と近藤監督が絶賛するように、福原がバック面の異質ラバーでチャンスメークし、平野が先手を取る。
そしてさらに、福原が畳みかけていく。
これを近藤監督は、こう評す。
「シングルスの2人のよさが、ダブルスでも生き生きと現われ発揮できた」

まとめ:青柳雄介 写真:安部俊太郎
(以下、詳細は「ニッタクニュース2月号」に掲載)

マンスリースペシャルは NITTAKU NEWS より抜粋してウェブ上で公開しています。
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