|
石川佳純(ミキハウスJSC) |
「嫌がられるプレーを…」今年1月の全日本で4強入りとブレイクして以来、卓球界のみならず、最も将来を嘱望されるアスリートとして注目を集めるのが石川佳純だ。 8月19日から22日まで、青森県で行なわれた全国中学校大会では、団体とシングルスとも昨年に続き制覇、貫禄を示した。それに先立つ5月には、史上最年少で世界選手権の大舞台も経験。着実に進化を遂げている。 その世界選手権について、 「出られると思っていなかったので、うれしかったし、とてもいい経験になりました」 と石川は語り、こう続ける。 「日本の代表として勝ちたかったのですが、負けてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。次はぜひ勝てるようにがんばりたいです」 無邪気な表情とは裏腹に、真っ直ぐ前に向けられた視線には、既に代表選手としての気概と矜持に溢れているようだ。 ![]() 初出場の世界選手権の出来は「60点」と言い、マイナスの40点は、作戦面や緊張で足の動きが若干よくなかったこと、という。 とはいえ、バランスの取れた攻守、競ったシーンでの状況認識の確かさ、そして、思い切りのよさ。 石川の非凡さを形容する言葉はこれまでさまざまに出ているが、それを端的に表すのは彼女の姿勢のよさにある。下の写真をご覧いただきたい。 軸がブレずに、体をうまく回転させているのがわかる。 体勢が崩れないということが、エースボールを繰り出す確率を高めるのであろう。 ここにこそ、石川の天才性の片鱗が垣間見えてくるのだ。 |
||
|
|
撮影=安部俊太郎 取材=青柳雄介
|
|
(詳細は「ニッタクニュース10月号」に掲載)
|