マンスリースペシャル
練習のヒント

フォアハンドドライブのフォーム

織部幸治
(ITS三鷹代表、池袋コミュニテイカレッジ卓球オギムラスクール講師) 
毎年、ワルドナー講習会の通訳を務めてくれる。
現役時代はスェーデンリーグに所属し活躍。
83年世界選手権東京大会日本代表。

足の指から始まり、手の指を使ってフィニッシュする

1. 基本姿勢
左足を少し前にして、体の台との角度30度〜45度つくる。
重心をつま先に乗せ、膝は軽く曲げる。腰はスッキリ伸ばし、両足のつま先は前向き
始動(バックスウィング)
ボールのスピードと同じスピードで体(軸)を回す。
腕は軽く曲げ、体の近くにある。
腕を後方に振らないように注意する。
バックスウィングは、あくまで軸が行うようにする。
ラケットがバックスウィング完了地点に来たときには、打球の方向への軸の動きは始まっているようにする。
腕の力を抜き、自然な振りの動きを出せるように練習する。
バックスウィングのための軸の動きが前への軸の回転にスムーズに移行できるよう足元をしっかりさせる。
つま先が上がってしまったり、膝が横を向いてしまわないように注意する。
肘が完全に伸びると良い。
また、手首がリラックスしているため、ラケットは腕に遅れて動き出す。
インパクト
バックスウィングからインパクトまでのラケットの動きが、右腰の動きとほぼ一致するようにする。
ラケットが先に動き、腰があとからついてゆくようにならないよう注意する。
また、インパクト時ラケットのヘッドは下がった状態になっている。

インパクトの時は、体の前面の張りが十分に出ていること。
また、打球時に体(軸)は回転してとること。
そして、インパクト時に、何か特別な力を加えないようにする。

インパクトで一番大切なことは、インパクト時のラケットの動きが安定していること。
力を入れると振りが遅くなり、動きも不安定になりやすい。
また、インパクト時、腕はほぼ伸びた状態が良い。
フィニッシュ
フィニッシュの体の形と腕の振り切り、ラケットヘッドの返りを統一する。
ロングは決定打を打つ目的で練習するので、ロングの練習をする時に最も大切なことは、振り切れていること。
そのため、振り切れる速さで繰り返し練習することが大切。
むやみにテンポを速くして、振りきっていないスウィングを続けると、悪いフォーム(決定打を打てない中途半端な打ち方)が身についてしまう。
フィニッシュ後、腕の力を抜き、基本姿勢に戻る(肘を一度開放する)。
腕を体の前に降ろす。
フィニッシュ後すぐにバックスウィングには入らないようにする。
ボールのスピードと体(軸)の動きを常にピッタリと合わせスウィングを繰り返す。

「ニッタクニュース1月号」に掲載

マンスリースペシャルは NITTAKU NEWS より抜粋してウェブ上で公開しています。
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