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ジュニアナショナルチーム男子監督 河野正和 |
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34年ぶりの快挙を達成 「世界」の頂点に立つ日本
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![]() オーストリア・リンツで行われていた世界ジュニア選手権で、日本男子は団体決勝で、常勝軍団・中国を破り初優勝を果たしたのである。 団体戦で中国に勝利するというのも特筆すべきことだが、「世界」と名のつく大会での団体戦優勝となると、1971年の世界選手権名古屋大会女子団体優勝以来、なんと34年ぶりのことなのだ。 ちょうど1年前、神戸での同大会で日本は中国に大接戦の末、敗れ大魚を逃した。勝利目前まで迫っていた。ベンチで流す大粒の涙が選手たちの心の内側を物語っていた。 その傍らで、やはり唇を噛み締めながらも選手たちひとりひとりの健闘をたたえ、肩を叩く河野正和ジュニアナショナルチーム男子監督の姿があった。 「この悔しさは、必ず近い将来につながるはずだ。生きてくるはずだ。必ず....」 そう河野監督は言った。 |
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リンツでの団体決勝、中国戦。「1年前の悔しさをバネに!」を合い言葉にしてきた選手たちは、当然のことながら相当の意気込みを見せていた。 試合は一進一退、1本のラリーがどう転ぶかで展開が大きく変わっていく緊迫したものとなった。トップに起用された岸川が接戦の末、惜敗し日本はピンチに立たされる。 この危機を救ったのは水谷だった。2番で勝利し1‐1タイに。そして、3番の高木和の存在も大きかった。 「高木和が勝ったとき、中国ベンチの様子がおかしいことに気づきました。お尻に火がついて、ヤバイなという感じだったんです。このとき、いけるかな、そう少しだけ思いました」(河野監督) 2‐1のリードを受けて、再び水谷が登場する。相手は、トップで岸川を破っているエースである。しかし水谷は、臆することなく向かっていく。 「勝ちたい勝ちたい、とか、早く勝とう、と思うな。1本1本、だ。それしかないぞ!」 河野監督は、はやる選手の気持ちを察して、こうアドバイスしていた。しかしその後、河野監督自身が信じられないような場面に遭遇する。 セットカウント2‐1の第4セット。水谷の得点が10点のマッチポイントに達し、いよいよ快挙が近づいてきた... |
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(以下 本誌に続く)
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