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王皓時代はすぐそこに!
2007/06/24

●男子シングルス決勝
王皓(中国) 8、8、10、−9、6 馬龍(中国)

 ジャパンオープンの最後を飾るのは男子シングルス決勝。
日本選手は残っていないが、世界最強の中国卓球を見ようという卓球ファンが戦況を見守った。
 互いに一歩も譲らずに台上からも思い切って強打を打ち合う。厳しい球にも積極的に食らいつき、強打を狙っていく。強打を打たれてもカウンターを狙っていく。これぞ世界のトップ選手、そして、これぞプロツアー決勝という試合を魅せてくれた。
 躊躇なくバンバン振り回すのは馬龍。3回戦でラリー戦が得意なコルベルと素晴らしいラリー戦を見せ、4-3で接戦を制して勝ち上がると、馬琳・呉尚垠を連破して決勝へと戦いの場を移してきた。
 第1ゲームから大きなスイングで勝つ意欲を感じさせる馬龍だったが、徐々に王皓ペースに。王皓のフォア強打を避けて、バック側に回せば待ってましたとばかりに脅威の裏面打法が咆吼を上げる。
 終始余裕を持って勝利への道を切り開いた王皓が余裕たっぷりの勝利。王皓の覇権はすぐそこか。


女王王楠が帰ってきた!
2007/06/24

●女子シングルス決勝
王楠(中国) −9、−6、8、7、8、9 郭炎(中国)

 今大会、比較的おとなしい郭炎。得意の「チョー!」もなりを潜めている。一見、元気ないような印象もうけるが、これが新郭炎か。以前のようにムキに打ち合うことがなくなった。
 王楠の操るペースにもあわてずにラリーを展開。攻められても、打てる球が来るまで我慢。チャンスが来たら逃さずにコースを狙い、甘くなった球を狙い打つ。さらに郭炎はサービスが良い。王楠のフォア前に出すショートサービスを王楠がネットミスを繰り返す。
 ところが、幾度となく栄光を重ねてきた女帝は黙っては終わらない。終盤には苦戦したそのショートサービスすらも台上で一発で抜き去る。今までにはなかったタイミングの早い速攻と、従来のラリーの中でタイミングを変える独特の戦いぶりを巧みに織り交ぜ、豪打を誇る郭炎に的を絞らせない。
 0-2からの逆転勝ちで王楠が北京に向けて首脳陣にアピール。「私は本気よ」、そんな声が聞こえてきそうだ。

Photo左:飽くなき勝利への執念。王楠、6年ぶりの優勝
Photo中央:郭炎、無念。勝利への焦りが豪打を鈍らせたか…
Photo右:表彰式でのワンカット


王励勤/陳杞、男子ダブルスで優勝!
2007/06/24

 男子ダブルスは昨年優勝の王皓/馬琳を破って王励勤/陳杞が優勝。ダブルスのスペシャリスト、フォア強打の暴れん坊・陳杞のプレーはややおとなしかったが、王励勤がシングルス準決勝での敗戦を引きずることなく、集中力の高いプレーを見せた。このあたりが世界選手権で3度優勝する所以だろう。
 この大会の後に行われるフォルクスワーゲンオープン中国大会では、また馬琳/陳杞と王励勤/王皓のペアに戻すという中国チーム。プロツアーの決勝を、ペアリングの実験の場にしてしまえるあたり、さすが中国と言わざるを得ない。
 
●男子ダブルス決勝
王励勤/陳杞(中国) 8、−6、10、8、9 馬琳/王皓(中国)


女子複優勝は新世代中国ペア!
2007/06/24

●女子ダブルス決勝
郭躍/李暁霞(中国) 5、2、−9、7、8 金キュン娥/朴美英(韓国)

 世界選手権準優勝ペアが順当勝ちした。序盤は李暁霞のループドライブに韓国カットペアは手をこまねく。どんなに切ろうとしてもことごとくボールは高く上がっていく。それだけ回転量が多いのだ。高く浮いて返球されたボールを郭躍が決める、というパターンで第1・2ゲームを計14分足らずで奪う。ところが3ゲーム目。韓国カットペアが李暁霞のドライブにうまく対処しだすと、低めに返球されたボールを郭躍が打ち切れずにミス。ここで中国ペアは戦術を変えて、ストップを多用し前後の揺さぶりで追い上げ体勢に入るも、どうしても序盤の2点差が縮まらずに9ー11で韓国ペアが1ゲームを取り返す。
 しかし、韓国ペアの反撃もこれだけだった。李暁霞のループドライブの威力が復活。硬さが出てきた郭躍にミスが出るも、とにかく李暁霞のミスが出ない。完璧なカット打ちを見せた李暁霞がうまく郭躍をリードして、女子ダブルスの優勝を決めた。


世界チャンピオン王励勤、王皓に敗れる…
2007/06/24

 出足は王励勤のゲームだった。積極的な攻撃で王皓の両ハンドを封じた。ところが、4ゲーム目を王皓がジュースで取って、試合の流れは変わった。5ゲーム目もジュースにもつれ込み、11オールの場面で審判が「レット」と判定したサービスを、王励勤が自分の左手にボールが当たったと自己申告してカウントを訂正。12−11となり、王皓が13−11でこのゲームを取った。ここで王励勤の集中力はやや切れてしまったのか、第6ゲームは出足こそ3−1とリードした王励勤だったが、ここから8本連取した王皓が勝利を決めた。現世界チャンピオンは準決勝でコートから去った。
 決勝は王皓と馬龍の対決となった。

●男子シングルス準決勝
王皓(中国) ー4,9,ー4,12、11、4  王励勤(中国)


男子準決勝 馬龍が初のファイナリストに!
2007/06/24

 男子シングルス準決勝の第1試合、中国期待の若手、馬龍が鮮やかなストレート勝ちを収めた。
 コンパクトなスイングから威力ある両ハンドドライブを放つ呉尚垠に対し、馬龍は変化の分かりづらいサービスと、ストップ、ナックル性のフリックなど、巧みな台上処理で呉尚垠の豪打を封じる。ストップからの両ハンド強打は呉尚垠の得意パターンだが、完全にお株を奪うプレーを見せた。フォアドライブもパワーがついて回転半径がより広くなり、ブロックを弾き飛ばした。
 試合後も、なぜ呉尚垠がストレートで敗れたのか分からないくらい、そのプレーはオールラウンドで穴がない。しかもそれはまだまだ発展途上。「中国の次代のエース」を観客に強烈に印象づけて、馬龍が初のファイナリストとなった。

●女子シングルス準決勝
馬龍(中国) 9、8、7、9 呉尚垠(韓国)


王楠、これが世界3連覇の貫禄か。郭躍に「まだまだ若い」ことを教える
2007/06/24

 女子シングルス準決勝の第2試合。現世界チャンピオンの郭躍と、元世界選手権3連覇の王楠、遼寧省の先輩・後輩同士の対戦。
 世界選手権の疲労か、今大会では積極的なフォアハンド攻撃が見られない郭躍。対照的に王楠は充実の戦いぶり。このゲームも守勢に回った郭躍を相手に、打点の早い両ハンドで押し込み、あれよあれよという間にストレート勝ち。
 中国勢同士の対戦では、同じリズムの打ち合いでは互いにほとんどミスがでない。王楠は非常に打球点の早い決定打と、相手のタイミングを外す、回転量の多いループ気味のボールでミスを誘い、得点を重ねた。さすがの試合巧者ぶりだった。

●女子シングルス準決勝
王楠(中国)  8,11、6、3   郭躍(中国)


昨年の借りを返すため 郭炎は今年も決勝の舞台へ
2007/06/24

 昨年の本大会決勝で大逆転負けを喫し、リベンジに燃える郭炎と、 張怡寧を下し、今大会の台風の目となっている姜華君の対戦となった女子シングルス準決勝。
 第1ゲームから、郭炎は台からやや距離を取り、中陣から両ハンドドライブを放ちながら、姜華君のフォアをつぶす戦術。10−9のゲームポイントで郭炎のバックドライブがエッジをかすめ、1ゲームを先行。第2ゲームも連取すると、互角のラリー展開となった第3ゲームも7−7、8−8から姜のミドルへフォアドライブを決めて、初めて声が出る。
 第4ゲームは競り合いながら落としたものの、第5ゲームは5−0、9−3と大きくリード。10−4でマッチポイントを取ってから、10−6となったところでベンチの施之皓監督がタイムアウト。昨年のこともあってか、慎重なベンチワークを見せたが、このまま11−6で姜華君を下した。

●女子シングルス準決勝
郭炎(中国) 9、7、9、−9、6 姜華君(中国香港)


大会もとうとう最終日 世界チャンピオン王励勤の戦いぶりは?
2007/06/24

★大会第4日目のタイムスケジュール
10:00〜 女子シングルス準決勝
     [姜華君(中国香港) vs. 郭炎(中国)]
     [郭躍(中国) vs. 王楠(中国)] 
11:30〜 男子シングルス準決勝
     [馬龍(中国) vs. 呉尚垠(韓国)]
     [王皓(中国) vs. 王励勤(中国)]
14:00〜 女子ダブルス決勝
     [郭躍/李暁霞(中国) vs. 金キュン娥/朴美英(韓国)]
14:45〜 男子ダブルス決勝
     [王励勤/陳杞(中国) vs. 馬琳/王皓(中国)]
15:30〜 女子シングルス決勝
16:15〜 男子シングルス決勝

 男女シングルスはついに4人まで絞られた。世界チャンピオン王励勤は、1回戦のコパルカー戦(インド)から決して集中力を切らさない戦いぶりを見せている。中国選手は世界選手権終了後、すぐに中国超級リーグが開幕し、非常にハードなスケジュールの中で来日。そのため、やや集中力に欠ける選手もいるのだが、王励勤の戦いぶりにはスキがない。準決勝の王皓戦は戦績としては分が良い。
 女子シングルスは、昨年準優勝の郭炎の戦いぶりに注目したい。準決勝の対戦相手である姜華君には、回転量のあるドライブで緩急をつけられれば有利に戦えるだろう。遼寧省の先輩・後輩である王楠と郭躍の一戦は、世界選手権の疲労が残っている郭躍がどれだけ集中力をキープできるかがカギ。

 男子ダブルスは中国男子ペア同士の対戦。普段から練習しているだけに、華々しいラリー戦が展開されそうだ。女子ダブルスも韓国のカットペアが華麗なプレーを見せてくれるだろう。

Photo:大会2連覇まであとふたつと迫った王励勤


石垣優香、水谷に続き、21歳以下で優勝
2007/06/23

石垣優香がドイツのバーテルに完勝し、見事な優勝を飾った。

●アンダー21女子シングルス決勝
石垣優香(秀光中等教育) 5,6,13、2 バーテル(ドイツ)


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