Nittaku
大会速報

【世界ジュニア】日本女子、健闘光るも3大会連続の銀
2013/12/05

★女子団体決勝
 中国 3-0 日本
○顧玉ティン 8、-11、-6、3、5 伊藤
○劉高陽 2、3、9 平野
○王曼玉 -6、10、3、6 森

 日本女子は団体決勝で中国に敗れ、銀メダル。2010年大会以来、3大会ぶり2回目の優勝はならなかった。

 トップ伊藤は左シェークドライブ型の顧玉ティンに対し、バック表ソフトのナックルブロックを有効に使い、ゲームカウント2-1でリード。フォア前でもあえてバック面の表ソフトでのツッツキでレシーブするなど、異質攻撃型の特長を活かした攻めを見せた。バック面は強打が中心の伊藤が見せた新境地だったが、最後は顧玉ティンの連続ドライブに一歩及ばず。

 2番平野は劉高陽に力負け。試合後に呉光憲監督も「完全に実力の差」と認めたとおり、台上のあまいストップはバック強打で狙われ、切れたツッツキからのカウンタードライブを何本も浴びた。以前はもっとラリー志向だった劉だが、攻めの厳しさを身につけつつある。

 3番森は王曼玉から1ゲームを先取し、2ゲーム目も8-10から追いついたが、取り切れず。3ゲーム目以降は硬さが取れた王に、バック対バックで押し込まれ、終盤はフォアサイドをバックハンドで打ち抜かれた。

 「中国選手のパワー、回転というのはやはりすごい。これから日本選手もパワーで対抗するために、体力トレーニングが必要。そしてフォアハンドの強化ですね。やはり世界では、フォアで7割くらいカバーできないと通用しない」(呉光憲監督)。希望と課題の両方が見えた女子団体決勝だった。

左写真:上から伊藤、劉高陽、日本女子の表彰
【世界ジュニア】決戦はもうすぐ。練習に励む日本女子
2013/12/05

 左は練習会場で決勝前の調整を行う日本女子チーム。隣では中国女子チームが練習を行い、ピリピリとしたムードが漂う。伊藤はバック表ソフトでの打球点の早いツッツキレシーブを、入念にチェックしていた。

 中国女子は誰をオーダーに起用するのか。恐らく前回2位の顧玉ティンと、前回ベスト8の劉高陽(左写真下)を2点起用するだろう。劉高陽は前回はまだ球威が物足りない印象だったが、今年は広いスタンスで下半身の安定感が増し、かなり威力のあるボールを打つようになっている。要注意だ。
【世界ジュニア】混合複、日本の2ペアがベスト16入り
2013/12/04

●混合ダブルス1回戦
酒井/森 8、-10、10、1 バチオッチ/マルカチ(イタリア/クロアチア)
三部/加藤 10、3、9 マグディ/ヘルミィ(エジプト)
●混合ダブルス2回戦
酒井/森 -7、5、7、-7、6 ザトウカ/バジョル(ポーランド)
三部/加藤 3、9、2 黄建都/方思涵(チャイニーズタイペイ)


 世界ジュニアの大会第4日目、午前中は混合ダブルス1・2回戦が行われ、日本から出場の2ペアはしっかり勝ち上がった。
 酒井/森はヨーロッパ勢の威力ある中陣ドライブにミスが出る場面もあったが、酒井の切れ味抜群の前陣両ハンドと、森の安定性と威力を兼備したフォアドライブで、ラリー戦を優位に進めた。
 三部/加藤は、まだ女子団体で出場していない加藤が今大会の初陣だったが、堅実なプレーを見せた。男子選手のボールも加藤がよく反応して返球し、三部が前・中陣でうまくカウンターを合わせた。昨日は2敗を喫した三部だが、そのプレーは確実に良くなってきている。

左写真は上から酒井/森、三部/加藤
【世界ジュニア】男子もフランスを破って決勝進出!
2013/12/04

★男子団体準決勝
 日本 3-1 フランス
○森薗 6、-9、5、2 アングレ
○村松 9、10、-7、4 フロール
 三部 -5、-11、-7 A.ロビノ○
○森薗 -5、9、7、4 フロール

 中国 3-0 ポーランド
○孔令軒 6、-7、6、7 ディアス
○梁靖崑 10、4、2 ヴィエチェク
○周啓豪 8、8、8 ザトウカ

日本男子チーム、欧州の強豪フランスを破って決勝進出を決めた!

フランスは緩急をつけたフォアドライブが武器の左腕・アングレ、ハイトスサービスから前陣でセンスあふれる玉さばきのフロール、元ヨーロッパジュニア王者であるQ.ロビノの弟、A.ロビノという陣容。日本は3番の三部がタイペイ戦に続いて星を落としたが、ここでも踏ん張ったのは森薗。フランスからもきっちり2勝を挙げた。相手のコースへの読みがどんどん正確になり、ゲームを重ねるごとに失点数が減っていくのは、確かな観察眼と戦術眼の賜物(たまもの)だろう。

渡邊隆司監督も「本当に森薗のおかげ、という感じですね。試合前の準備も含めて、周りの模範になる選手です」と賛辞を惜しまなかった。明日はついに中国との決戦だ!

左写真は上から森薗、村松、三部を破ったA.ロビノ
【世界ジュニア】女子、香港に薄氷踏む勝利。ついに決勝へ
2013/12/04

☆女子団体準決勝
 日本 3-2 香港
○伊藤 7、-7、4、-6、12 蘇慧音
 平野 -8、-8、-3 杜凱栞○
○森 10、3、3 林依諾
 伊藤 -8、-3、-10 杜凱栞○
○平野 14、-9、8、-10、7 蘇慧音

☆女子団体準決勝
 中国 3-0 ルーマニア
○顧玉ティン 8、6、5 ディアコヌ
○劉高陽 9、2、5 チオバヌ
○王曼玉 5、4、4 バリント

苦しい苦しい戦いの末に、日本女子が決勝進出。これで銀メダル以上が確定し、決勝で中国と相まみえることになった。
試合前から警戒していた、香港のエース・杜凱栞はやはり強かった。緩急自在のバックドライブは抜群の安定感で、フォアに飛ばされたボールにも確実に対応。平野と伊藤の目にも止まらぬ連続攻撃を、正確な台からの位置取りではね返し、1ゲームも与えなかった。

しかし、日本は総力戦で3点を奪った。トップ伊藤はゲームオールに持ち込まれ、最終ゲームも3回のマッチポイントを生かせず、流れを失いかねない場面だったが、気力を振り絞って押し切った。
3番森は第1ゲーム6-10から逆転で奪うと、あとは手のつけられない当たりを見せ、日本に貴重な2点目をもたらした。ラスト平野は第4ゲーム10-8から、審判の微妙な判定などもあって逆転されたが、最終ゲームは4-6から積極的な連続攻撃を続け、勝利をもぎ取った。

左写真は上から、ラストを締めた平野、応援に気合いの入る日本女子ベンチ、日本を苦しめた杜凱栞
【世界ジュニア】男子も続いた!タイペイ下してメダル決定
2013/12/03

★男子団体準々決勝
 日本 3-1 チャイニーズタイペイ
○森薗 4、3、8 王泰威
○酒井 8、5、6 黄建都
 三部 -10、-10、10、-10 温ユウ傑○
○森薗 5、-9、6、3 黄建都

日本男子もタイペイを3-1で破り、メダルを確定させた!

2番でストレート勝ちした酒井の前陣両ハンドドライブは、相手の持ち味を殺す鋭さを備えていた。3番の三部はフォアの決定打の打球点が落ち、後ろに下げられて敗れたが、4番で森薗がきっちり勝利。サウスポーに対しては、どの選手も早い打球点でフォアサイド、続いてバックサイドに揺さぶって主導権を取りにくるが、森薗は前陣バックドライブでのすばやい反応で劣勢に陥ることがない。第2ゲーム9-6から5点連取されて落としても、自分のペースを貫いた。

左写真は上から、4番での勝利に笑顔の森薗、森薗の台上バックドライブ、2番で勝利した酒井
【世界ジュニア】日本女子、ドイツに完勝してメダル確定
2013/12/03

★女子団体準々決勝
 日本 3-0 ドイツ
○平野 6、7、6 ワン・ユアン
○伊藤 8、11、8 クラフト
○森 8、4、4 マンツ

 鮮やかな完勝劇。日本がドイツに対して1ゲームも落とさない圧巻のプレーで、準決勝進出。メダルが確定した。
 ドイツは3選手とも長身でバックが強いスタイルだが、フットワークがなく、攻守の転換も遅い。トップ平野がワンの投げ上げるバックサービスをしっかり切ってレシーブし、緩急をつけたラリー展開で快勝。2番伊藤はやや硬さもあったが、最後はフォアクロスへ会心のフォア強打を2本連続で決め、決着をつけた。

 3番森は昨日よりも明らかに調子が上がっている。マンツの攻撃を我慢強くバックブロックで受け止め、相手がうちあぐんだところで連続フォアドライブ。第2、第3ゲームは中盤で一気にスコアを離し、危なげなく勝利を収めた。

左写真上は伊藤、下は森
【世界ジュニア】男女準々決勝のドローが決定!
2013/12/03

【世界ジュニア】男女準々決勝の組み合わせが発表!
★男子準々決勝
中国 vs. ブラジル
ポーランド vs. 韓国
フランス vs. ドイツ
チャイニーズタイペイ vs. 日本

☆女子準々決勝
中国 vs. チャイニーズタイペイ
アメリカ vs. ルーマニア
香港 vs. 韓国
日本 vs. ドイツ

男女団体準々決勝のドローが発表された。日本は男女とも第2シードで、中国とは決勝まで当たらない。この第2シードを確保することが、日本にとって非常に重要な意味を持っていた。

そしてドローでは、準々決勝の相手は男子がタイペイ、女子がドイツ。男子のタイペイはパワーヒッターが多いが、卓球そのものは単調で戦いやすい相手。渡邊隆司監督が警戒していた韓国が逆の中国のブロックに入ったのもドローとしては悪くない。準決勝はフランスとドイツの勝者だが、韓国に比べれば怖さはない。

女子はまず準々決勝でドイツと対戦。エースのミッテルハムが大会直前に故障で棄権しており、戦力は大幅にダウン。ここはしっかり乗り切りたい。準決勝の対戦相手は香港対韓国の勝者で、おそらく香港が上がってくるだろう。豪打のエース・杜凱栞は前回大会で日本から2点を奪っており、要注意だ。
【世界ジュニア】日本女子、難敵タイペイを下す
2013/12/03

●女子団体第2ステージ・第2戦
 日本 3-0 チャイニーズタイペイ
○伊藤 6、9、10 方思涵
○平野 3、8、7 池徳容
○森 7、-7、10、9 崔宝文

 日本女子もタイペイを下し、明日の準々決勝進出が決定!
 試合後に「タイペイのオーダーは予想と違っていた」と明かした日本女子の呉光憲監督。カットの崔宝文、シェークバック粒高の池徳容がいるタイペイはオーダーを読みにくい相手。実際に2点起用を読んでいたカットの崔が3番で出てきた。その難敵に対しても、トップ起用はロシア戦に続いて伊藤。「どのスタイルが来ても勝ってくれると思っている」と呉監督の信頼は厚い。

 2番平野の好調ぶりもチームにとっては頼もしいところ。ガッツあふれる戦いぶりではないが、深く切れたツッツキはループドライブで正確に返球し、チャンスボールは強烈なバックドライブを一閃。日本女子の頼もしいポイントゲッターだ。

左写真上は勝利に笑顔の伊藤、下は平野のフォアドライブ
【世界ジュニア】日本男子、香港を一蹴!
2013/12/03

●男子団体・第2ステージ第2戦
 日本 3-0 香港
○村松 12、6、-4、7 林兆恒
○森薗 3、7,4 李漢銘
○酒井 5、5、4 孔軍凱

日本男子は第2ステージ第2戦でも香港を寄せつけず、見事に1位通過。トップ村松が1ゲームを落としたものの、2番森薗が躍動感あふれる連続ドライブ、3番酒井が前陣での高速カウンターでともにストレート勝ちを収めた。

明日行われる準々決勝に駒を進めた。準々決勝のドローは第3戦の終了後に行われ、日本はいずれかのグループの2位通過のチームと対戦することになる。

大会第2日目終了後の渡邊隆司監督のコメント
「大会初戦ということで、選手たちには目に見えない緊張があったんですが、まずまずのスタートが切れました。世界ジュニアは一戦一戦、簡単に勝てる試合はない。厳しい試合になることをイメージしていて、選手たちが硬くなるのも予想どおりでした。
 今日は4人全員を起用した。やはり優勝を狙うには、全員の力を結集させないと難しい。明日からは対戦するチームによって、うまく選手を起用しながら戦っていきたい」

左写真上は森薗、下は村松から1ゲーム奪った香港の林兆恒


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